法話「上を向いて生きよう」

過去に行った法話の一部を紹介します。

みんなは最近、空を意識して見たのはいつかな?実は空を見ると宇宙とつながってるんだなとか、すごく大きな世界というものを感じることができると思うよ。そうすると自分の存在がとってもちっぽけなものだと感じて、自分が今抱えている悩みがとっても小さくて、悩んでることが少し楽になったりすることがあると思うんだ。

学校の集会とかで体育館に集まることあるよね?そのときどうしても眠い時とかあるでしょ?そのときも天井を見てごらん。その広さと高さに目が覚めるし、あ、あそこにバドミントンの羽根が引っかかってるとか、ボールが挟まってるとか気づいたりして、笑えて来るんだよね。そうすると眠気なんてどっか行っちゃうし、その場がとても楽しくなったりするもんだよ。

普段から下を向いて歩いていると、躓いたりしないし、ひょっとすると何か落ちてるかもしれないよね。でも上を向いて歩くと先が見通せるし、いいこともあると思うんだ。みんなは縁石みたいなものの上に乗って綱渡りみたいに落ちないようにして歩いたりすることないかな?すぐ下を見て歩くとすぐバランスを崩して落ちちゃうんだよ。でもね少し先を見て歩くとこれが落ちないでバランスをうまくとることができるんだ。でも先を見すぎると足を踏み外して落ちちゃうこともあったりね。これって人生と同じかもしれないよね。やっぱり少し先を見て歩くとぶれずに歩けるんじゃないかな。先を見すぎても理想だけになっちゃうし、足元ばかり見てもふらふらしちゃう。

だから共通することは上を向いて生きようよ。きっと楽しく過ごせると思うよ。

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