令和5年4月8日(土)、大村三城道院において4月度の入門式を行いました。今回の入門者は3人です。
久しぶり一般拳士の入門者である下野さんはなんと御年64歳にしての手習い。話を聞くと学生時代から少林寺拳法に憧れを持ち続け、ようやく一歩踏み出されたそうです。だから少林寺拳法の教えや特徴も十分理解されたうえで入門されたすごく希少な方です。しかも縁あってここ大村三城道院を選んでいただきました。なんと毎回1時間かけて参座されてます。一方、もう2人は小学5年生さとしくんとゆうまくん。二人とも共通の知人の紹介で今回入門することとなりました。3人には緑の輪袈裟を身につけていただきました。
導師法話では、この縁を大切にしたいことから、森信三先生の『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』を紹介しました。
そしてネットで森信三先生のお言葉を検索しようと「おそすぎないうちに」と入力したところ、東日本大震災後に作られたこの曲に触れ、歌詞に感激したことから、この歌詞をみんなで確認しながら、今日という日が当たり前のようで実はそうとは限らないこと、だからこそ今を大事に生き、伝えたい言葉はしっかり伝えていこうということを紹介しました。最後にこの曲を聞きながら歌詞を味わいました。みんな感動していたようです。よろしければこの曲を一度聞いてみてください。大変素敵な曲ですよ。
「 おそすぎないうちに 」
作詞・作曲 中山真理
なくしてしまってから その大切さに気づいて
悔やんだり 悲しんだりしても遅すぎるよ
もしかしたら 一番この世で大切なものは
ふだんあまり身近すぎて 気にもとめていないかも
今あるすべてのものは 当たり前なんかじゃなく
今あるすべてのものが 奇跡的にあるとしたら
君はどうやってそれを守るだろう
おそすぎないうちに まにあう今のうちに
できるかぎりのことをしよう
生まれてこられた お礼に
なくしてしまってから そのあたたかさに気づいて
悔やんだり 悲しんだりしても遅すぎるよ
もしかしたら 一番この世で大切な人は
当たり前と決めつけてて いると疑わないかも
生きているすべての人は なんとなくなんかじゃなく
生きているすべての人が ぎりぎり生きているとしたら
君はどうやってそれを愛すだろう
おそすぎないうちに まにあう今のうちに
できるかぎりのことをしよう
生まれてこられた お礼に