令和7年10月25日(土)、令和7年度の達磨忌法要を執り行いました。普段あまり焼香などする機会のない子どもたちにとって、焼香は貴重な機会となります。開祖忌法要に続いて、この達磨祭でも焼香。金剛禅では、額におしいただかず、抹香を手に取ったらそのまま香炉の火に落とします。代わるがわる順番に香を奉じました。
導師法話では、まず道場に何か所達磨がいるでしょう?答えは4か所もありました。達磨大師ってインドから中国に仏教を伝え広めた人だけれど、いつ頃の人だろう?仏教の開祖はお釈迦様(釈尊、ゴータマ・シッダールタ)ですが、達磨大師とはどんな関係?少林寺拳法ではどうして達磨大師を本尊としているの?面壁九年って?起き上がりこぼしのダルマさんと達磨大師との関係は?などいろんな疑問を解決していきました。
読経・座禅ではなく、動禅である拳技を主行とし、破邪顕正の拳として釈尊の教えを守り、広めた達磨大師の修行法を参考に、中国で学んだ拳技を少林寺拳法として編纂し、少林寺拳法を手段としてだれもがいがみ合い、争うことなく幸せな社会を築くための調和した人づくりの道として開祖宗道臣先生はこの少林寺拳法を開創されました。達磨の偉業を現代に生かした開祖。そうした関係を知ることで、釈尊の28代仏弟子であり、禅宗の祖でもある達磨大師の偉大さを再確認しました。
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