達磨祭を行いました

 

 令和3年10月9日、大村三城道院にて達磨大師の遺徳を偲んで、達磨祭を執り行いました。達磨祭は金剛禅の四大儀式の一つで、達磨大師の命日とされる10月5日に近い日程で毎年行っています。初めて参加する拳士も複数いる中、達磨大師とはどんな方なのか、金剛禅の本尊とどういう関係があるのか、宗道臣先生との関係は、など基本的なことについて再確認を行いました。

 写真1枚目にもある、道場の左前の壁にかかった「葦の葉に乗った達磨大師」の像は、「梁」の武帝から逃れ、北の「魏」の国へ揚子江を渡る姿を表現したものとされているようです。ちなみに本尊とソーエンの間にある飾り皿の絵も達磨大師です。なんと当道院の正面には、額縁、本尊、飾り皿と、達磨大師が3体も飾られていました。

 面壁九年と言われる坐禅行のお姿が、手足も腐るほどにじっと身動きせず修行されたことから、この手足がない、赤いダルマさんになったんだよ、という話をしました。昔は各家庭に普通にあったダルマ落とし。今やあまり見かけなくなりましたね。でも子供たちはちゃんと知ってました!

 
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