令和6年10月12日(土)大村三城道院専有道場において、令和6年度達磨忌法要(達磨祭)を執り行いました。
口を酸っぱくして「達磨大師は何年前の人?」と問い続けた結果、今や道院の誰もが1,500年前の人と答えられるようになりました。釈尊から数えて28代目となる仏法継承者である達磨大師。「そこには1,000年という時間が流れているんだよ」そして「その1,000年の間に釈尊が伝えようとした仏教というものが変わってきてしまったんだよ」といった話から始まりました。 | |
なぜ私たちの道院には達磨大師が本尊に祀られているのか。開祖と達磨の関係について説明しました。偶像崇拝ではなく本尊に祀られた達磨大師。そこには達磨が為さんとした生き方を開祖が現代に生かそうとしているんだ、そんな話をさせていただきました。 | |
100年前ですらピンと来ない年数なのに、1,000年単位の話をされても想像つかないものですよね。そんな表情の子どもたち。正法護持のための破邪拳正の拳。正しく生きようとする思いがそこに現れています。周りの人たちとの協調性を養い、将来人の役に立つ、信頼される人間になりたい、そして争いごとのない世の中をつくろう、これこそ私たちが修行する目的です。 |