道院行事
Shorinji Kempo

2021年11月度入門式を行いました

令和3年11月27日(土)、大村三城道院の11月度入門式を行いました。緑の輪袈裟を着用し、儀式要領に則って進めました。今回は、一般拳士として林田さんが仲間になりました。林田さんは9月に大村市スポーツ協会主催の初心者体験教室において、少林寺拳法の体験をされたことがきっかけで正式入門されました。60歳を過ぎてからの手習い。そのチャレンジ精神は、我々指導者にとっても励みになりますし、そうした新しいことへの関心を我々も忘れず学んでいきたいと改めて考えさせられました。導師法話では、入門の動機は人それぞれですが、自分の目的を思い出しながら頑張るとともに、少しずつ我々団体がめざす目的に近づいていけたらと話しました。そして何より楽しみながら、無理なく長く続けてもらいたいと話しました。これから自分だけでなく社会を少しでも変えていける、そんな生き方をして行きましょう。

また、今夏、めでたく結婚された林さんのお祝いをしました。道場から離れた場所での生活となり、なかなか参座できなくなったため、近くの道院を紹介しましたのでそちらで継続して頑張って、初段取得に邁進してもらいたいと思います。林さん、おめでとう!

達磨祭を行いました

 

 令和3年10月9日、大村三城道院にて達磨大師の遺徳を偲んで、達磨祭を執り行いました。達磨祭は金剛禅の四大儀式の一つで、達磨大師の命日とされる10月5日に近い日程で毎年行っています。初めて参加する拳士も複数いる中、達磨大師とはどんな方なのか、金剛禅の本尊とどういう関係があるのか、宗道臣先生との関係は、など基本的なことについて再確認を行いました。

 写真1枚目にもある、道場の左前の壁にかかった「葦の葉に乗った達磨大師」の像は、「梁」の武帝から逃れ、北の「魏」の国へ揚子江を渡る姿を表現したものとされているようです。ちなみに本尊とソーエンの間にある飾り皿の絵も達磨大師です。なんと当道院の正面には、額縁、本尊、飾り皿と、達磨大師が3体も飾られていました。

 面壁九年と言われる坐禅行のお姿が、手足も腐るほどにじっと身動きせず修行されたことから、この手足がない、赤いダルマさんになったんだよ、という話をしました。昔は各家庭に普通にあったダルマ落とし。今やあまり見かけなくなりましたね。でも子供たちはちゃんと知ってました!

 

2021年7月度入門式を行いました

7月30日の修練時間を使って、保護者が見守る厳粛な中、お姉ちゃんと弟、2名の入門式を行いました。

導師法話では、「それぞれがいろんな目的をもってこの道場で少林寺拳法の修練に励もうとしているかと思いますが、道場では少林寺拳法という技術修練を通して、自信を身に着け、理不尽な悪に立ち向かうだけの勇気と行動力を育て、社会の中でリーダーとなる人材を育て、社会をよりよく変えていく目的があります。そうなるために、まずは拳士として守るべき6つの心得を理解し、実行しましょう」という説明を行いました。参加した拳士に「6つの心得」について挙げてもらいながら、再確認をしました。

式終了後はいつものように盟杯に使用したぶどうジュースを分け合いながら、仲間になったことを文字どおり味わいながら、おいしいジュースに舌鼓をうっていたようです(笑)。