令和4年度「子どもスポーツチャレンジ」

大村市において令和4年度から取り組みを始めた「子どもスポーツチャレンジ」において、少林寺拳法を行いました。これは(一財)大村市・文化スポーツ財団が主催、大村市教育委員会が後援となり、神経系の発達が著しいプレゴールデンエイジといわれる5~8歳の子どもたちを対象に、脳の発達時期に合わせて様々な運動を経験させ、運動の楽しさの実感や向いているスポーツとの出会いの場を作ることを目的として、小学校低学年である1年生から3年生を対象に、月替わりでスポーツを体験させていくというプログラムです。

今回、スポーツとして選ばれたのは、「スポーツクライミング」「ニュースポーツ・パラスポーツ」「ソフトテニス」「少林寺拳法」「タグラグビー」「フットサル」でした。8月から6か月間、各月2回の体験×6競技=全12回に参加できることを条件として集まった約20名の児童に体験させるというものです。各競技1回あたり90分を2回行うというもので、我々少林寺拳法は12月2日と12月9日の2日間対応しました。

少林寺拳法に触れる

小学1年から3年までの20名に少林寺拳法に触れてもらうという命題に対してどうすすめていこうかと考えました。そして考えた結果、次のことをやってみることにしました。

(1)少林寺拳法と武道と護身術について

(2)心と体をきたえる

(3)相手のため、技術の基礎を学ぶための振子突きと蹴りの体験

(4)技の体験(内受突、上膊抜、天地拳第一系)

(5)最後にみんなで発表

1日目(12月2日金曜)

【対応】大村西道院(坂口、黒崎、安永、信太、すぎもと君、あつき君)

    大村三城道院(才津)

【概要】坐禅と黙とう、突きと蹴り、内受突と抜技(寄抜、巻抜、上膊抜)、天地拳第一系(練習)、演武披露(小中学生、一般有段拳士)

2日目(12月9日金曜)

【対応】大村西道院(黒崎)

    大村三城道院(才津、陣内、ゆうき君、けい君、のぶ君)

【概要】坐禅と黙とう、ミット打ち、胴蹴り、発泡スチロール棒蹴り、天地拳第一系(練習と発表)、内受突・上膊抜(学年ごとに練習と発表)

結果

まだ、この後の体験プログラムがあるため、ただちに入門者は出ませんでしたが、参加した子どもたちからは「楽しかった」という言葉が聞かれました。また、保護者さんからいつどこで練習しているのかと尋ねられる場面もありました。今後、ご縁があるといいなと思っています。

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