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Shorinji Kempo

第5回全国女性拳士交流会

11月18(土)〜19日(日)

本山で開催された第5回全国女性拳士交流会に当道院から佐々木えり夏拳士と御厨の2名で参加をしました。全国から110名の女性拳士が参加。笑顔あり涙ありで心洗われる盛りだくさんの交流会でたくさんチカラをいただいてきました。

18日は低気圧による強風の影響で瀬戸大橋を渡れるかどうか不安でしたが、時間変更を余儀なくされたものの無事丸亀に到着しました。

懇親会では鍋を囲みながら久々の再会とたくさんのはじめましてで楽しくわいわい。

19日は朝からちょっと寄り道して朝うどん。

佐々木拳士は初本山。目をキラキラさせながら足を踏み入れました。

午前中の新井先生の技術講習ではわかりやすい説明をお聞きして、動いてみると簡単に動くことができ、一気に上達した気がしました。

「世界の女性拳士からのメッセージ」では世界大会のときにメッセージを集めてくださっていて、いろいろな国の女性拳士の充実した笑顔とメッセージに涙が出てきました。

こころ磨きでは祭壇と開祖の霊廟とのグループにわかれて、持参した雑巾で心を込めて磨きました。磨いた後、想像していた以上に本当に清々しい気持ちになりました。

交流イベントもどれも楽しくて燃えました。

最後に宗由貴相談役を囲んでの座談会。相談役の話をお聞きするのが今回の楽しみのひとつでした。テーマは「愛」。優しい眼差しで語りかけるように話されることばが一つひとつ心に染み入りました。開祖から相談役に贈られた「愛とは与えることである」という言葉にすごく感銘をうけました。

運営に携わってくださった方々に本当に感謝いたします。また、参加するにあたり道場からもご支援をいただきありがとうございました。

《佐々木》他県の拳士と大会以外で関わることが初めてだったので、最初はすごく緊張しましたが、交流会中に話しかけてくださる方もいて、すぐに馴染めることができました。充実した交流会でした‼️

《御厨》久しぶりに全国の女性拳士の皆さんにお会いでき、初めての方ともお知り合いになり、嬉しく、励みになり、チカラをたくさんいただきました。ありがとうございました。

第 10回九州高等学校少林寺拳法選抜大会

 第10回九州高等学校少林寺拳法選抜大会                        

兼第27回全国高等学校少林寺拳法選抜大会ブロック予選会

開会式 令和5年12月16日 (土)13時~閉会式令和5年12月17日(日)13時50分

1日目 12月16日(日)予選会13時30分~16時15分

第27

長崎県選抜大会から出場した佐々木えり夏初段のコメント

「当日はすごく冷えていたうえに緊張していたので、思ったより動けなくて良い演武が出来なかったですが、今回の大会で気づいたこと、修正点などを3月の全国大会までになおして、全国大会では完璧な演武を行いたいです」

僧階補任者へ辞令交付授与式

12月9日(土)午後8時過ぎから僧階補任者への辞令交付授与式を行いました。

 補任者は高校1年生、入門して9年、保護者会長の父親が見守るなか、僧階辞令を読み上げ授与しました。続けて輪袈裟を補任者に掛けて表と裏を伝える。 輪袈裟が似合う凛とした姿がいい。僧階教本1を授与して内容を確信するように伝える。

 

師僧からの法話では、「武階、法階、僧階の三鼎についてホワイトボードに書いて説明して武階、法階は求めて昇格するが、僧階学習を土台に金剛禅を学びバランスの取れた人格向上が自己を確立する道につながるので少しずつでも僧階教本を開き学び、レポート作成につなげてほしい」そして、「師」「士」「司」が付く職業について補任者へ聞くと、「師」教師、「士」は消防士と答える。これらの三つの言葉の意味はそれぞれあるが私が特に大事にしている「師」には「牧師、教師、医師」は、悩みや、生きる力を伝えたり、命に大きな影響を与える職業に携わる職業だと思っているので、「少導師」という僧階資格も修練を通して日常生活の中で金剛禅の教えを実践し、自らが自己を拠り所にして後輩を始め、多くの人々に影響を与えていく立場になります。そのためにも、この僧階教本を少しずつ読み、まとめレポート作成につなげていくことにより自信につながります。

 

これから先、社会人になってもここで学んだ事は生涯財産になります。人生を逞しく生きて、指導的社会人となる事を願っています。と伝える。最後に参列者全員で拍手でお祝いをする。

道院忘年会

12月2日(土)道院において門下生、保護者が集まり忘年会を行いました。          前日に道院横の倉庫の不要なテーブルやイスを廃材処理業者に依頼して処分したので座卓だけ 残していたのを道場に並べて3年ぶりに使用するので埃だらけ10脚並べて座布団を22枚。早くから幹部拳士が遠方にもかかわらず準備に奔走してくる。

     

7時半開始には全員がそろい、(福島和)幹事長が会式の挨拶、続いて飯塚道院長の挨拶は今年1年を振り返り新春法会で任命した道院役職の酒井副道院長、御厨道場長 福島(和)助教、そして少年部指導員の佐々木(え)佐々木(じ)5名に起立してもらい「今年一年道院運営、行事企画において門下生にいい影響を与え、全員が一丸になって活動を盛り上げてくれたことに最大限の感謝をしたい」と全員で拍手を送る。

今月から子どもの入門をお願いします。とご両親が挨拶される。お隣は佐々木保護者会長

この日は体験参観中の小学4年生男子と保護者3名も参加していただき、恒例の一人ずつ今年の反省や目標を述べる中で、体験中の子どもの父親は「子どもが数回参加させていただき、帰ってくると今日の練習楽しかった。又行きたい」と話されたことを紹介され、今月入門させてください」と両親が佐々木保護者会長と私の前に来られて正座して頼まれるので快く快諾して「今後も保護者会の活動にご協力ください」と伝える。                                                                                                                     

この後、今年の道院イベントをプロゼクターで放映。大いに盛り上がりました。

 

今年10月から一般拳士2名、少年部拳士が3名入門しました。

コーチング学習会 テーマ:ポジティブ変換

11月25日(土)入門式後に御厨拳士(大拳士六段)がコーチング講座。 

 飯塚、福島(み)3名で学んだコーチングを更に向上させるためと、コーチングに少しでも理解を示してもらおうと月に1回実施するように決めて、担当はそれぞれが都合が付く月に実施するように決めてスタートしました。

第一回目は①コーチングってなに?②何のために?どんなことをするの?③やってみよう!ポジティブ変換

   

それぞれの項目について分かりやすく説明された後、ポジティブ変換について3、4人でグループを組み、話し合いを行いました。

2グループにそれぞれの変換を聞くと「騒ぐな」→「静かにしてね」→「取り敢えず座ろうか」等に変換されていて「いいね」の声

「あせるな」では→「ゆっくりでいいよ」→「深呼吸しよう」→「リラックス、リラックス」等と変換されていい。初めて取り組んだ拳士も楽しそうに学ぶ姿を見て午後9時半までの時間を使って取り組むようにしました。

修練で指導する時の言葉がポジティブな言葉で伝えられると前向きになり、自分のパフォーマンスも上がることが期待されることから法話や学科に加え、コーチングを加えて道院が感動空間になれるように取り組んで行こうと思います。

姉弟二人の入門式

11月25日(土)午後8時から10月に体験参加をしたお二人が11月に入門したので少しでも早く入門式をしてあげたいと思い参座者が少ない中において二人の保護者、保護者会長ご夫妻が見守る中、今日は長崎浦上道院から太田拳士が僧階レポート作成のために参加された。

司会は福島(み)中拳士三段「開式の辞」に続き「導師、献香」「教典唱和」「表百文奉読」の後、「誓願文、奉読」は少年部用に印刷した用紙を姉の彩葉ちゃんに読んで頂く、その間、弟は合掌。ハッキリと大きな声で読んだ後に誓願文を受け取り二人に、1項目ずつ、「出来ますか?」「はい」としっかり目を見て言いました。「ハイと全部言いましたので入門を許可します」と伝えると嬉しそうな笑顔になりました。

      自己紹介は彩葉ちゃんから名前、学校名、学年を述べると、樹くんは同じように自己紹介して最後に好きな食べ物は、みかんです。というと見守るみんなから思わず笑顔が溢れていました。

 

奉納演武は組演武、最後の構成は団体演武、天地拳第一系単演。1組1技を道場に来た順番にくじ引きして組み合わせ、僅かな時間練習しただけなのに見事なハーモニーで二人への歓迎を表現する。

  佐々木保護者会長からの歓迎の言葉ですっかりリラックスした姿に頼もしさを感じた。

県民体育大会(五島市)&高校生選抜大会長崎県予選

11月12日(日)を五島市福江武道館において初の県民体育大会&高校生選抜大会長崎県予選を開催しました。

 

参加者は前日から高速船等を利用して県内各市町村から参集。

 大会開催にあたり、出場者へ「演武を全て撮影して審判員点数も含め今後の審判研修や、技術指導向上のために使用させていただきます。それ以外の使用には一切使用いたしません」と約束して大会を開催した。演武が全て終了してから全員集合していただき今回の大会で気づいた点を今後の技術向上のために指導しました。

 『単独演武』では、①中段の位置が高い。②運歩の歩幅が広すぎる。③相手を想定した動きがない。(例えば逆小手裏固で手の位置が床に近過ぎるなど)④天地拳第一系~第六系では法系から外れている(例えば天地拳第三系では振突、中段、廻蹴が中段の位置が10度や、45度、蹴りが回蹴りが直蹴等)

相手と正中線が向かずに肩も腰も開いて構えている

『組演武』では①相対で正中線に向き合っていない。②理にかなった動きがなく自分から飛んだり受け身を取っている。③技の作りと変化(基準線を作らず掛けている)④動きの中で間合いを意識してない。

『団体演武』では、①1構成の単演の後、全転換して相対になる時、相手の反応がない。(構えてまま、下受なし、運歩なし等)②八方目で団体演武を行っている感覚が乏しい。横の位置や目配りが相手だけに向いている。③技を合わせる意識が強いため手先だけで技を掛けているなど。

『高校生選抜大会』では、インターハイ予選で審査した時よりも浦先生方が武専開催時に中学生&高校生練習会を積み重ねられた成果が出ていると感じました。そのため最後に「長崎県連盟では武専に参加して道院、支部内だけでなく、県内拳士が多く集う場所に参加して交流を深め切磋琢磨してください」と締めくくりました。県民体育大会総合優勝は五島市でした。

 

11月度長崎武専 中学生&高校生練習会

  11月5日(日)大村市武道館において11月度長崎武専は、11月というのに蒸し暑く、汗びっしょりでした。

担当教員は坂口勝浩先生、全体講義1は金剛禅学習「金剛禅を生活に生かす」パワーポイントを使用しての内容は具体的で途中では出題プリントにも取り組む姿が見られ、非常に勉強になったとの声が聞かれた。

 先週土、日の地域社会武道指導者研修会に続いての武専なので参加者も少なく感じたが、坂口先生の基本相対演練で「さすが!」「素晴らしい」と拳士に声かけ、コーチングの「さ、し、す、せ、その法則」を活用されると一気に場が和み、笑顔溢れる空間になりました」しかめっ面よりいいですね。

 午後からの実技Ⅰ、は「指導者コース飯塚担当」いつもは一つの法系技について、崩しや、相反する動きの操作、投げのコツ等、技術向上に重点を置いて指導していますが、今回は法系名、布陣、体構、攻撃、防技、固め、当身と、技の名前と技が一致するように指導のポイントを置いて進めました。    

首締め攻撃方法や、肩、肘をロックするコツ等が難しそうだなと感じましたが、目を輝かして取り組む拳士を見ると将来が楽しみです。

実技Ⅱは、地区設定科目「剛法運用法」飯塚担当、動きの中での間合いにおいて、蹴上、蹴込が応用出来ることや、八方目で「後の先」や、「対の先」が頭で考えながらではなく、体が瞬時に反応出来る練習にも取り組む。多くの拳士から「楽しかった」「毎回運用法を取り入れましょう」との声が多かった。

 

武道館一階では中学生&高校生練習会が午後1時~3時まで浦先生他が指導されている。島原城南道院からは、佐々木えり夏、佐々木純(中学生)も毎週参加している。

武専終了後、長崎県教区主催(山田教区長)で「達磨祭法要」が執り行われた。

地域社会武道指導者研修会

10月28日(土)29日(日)二日間佐世保市武道館において地域社会武道指導者研修会を実施しました。

講師に鈴鹿成正先生 正範士八段 猪名川南スポーツ少年団支部長、川西南道院長、勝田真也先生 准範士七段 日本体育大学支部長、杉並永福道院 信仰普及ネットワーク委員(大学)二名をお迎えしました。

  

地元講師は 島原城南道院長 飯塚久雄正範士八段 島原城南道院道場長 御厨文子大拳士六段

【1日目10月28日(土)】 

鎮魂行主座、坂口勝浩大村西道院長 打棒、黒崎俊之長崎県立大学少林寺拳法部監督 講師のご紹介 開会の言葉を才津行広長崎県理事長が今日から始まる研修会への取り組みについて挨拶された。長崎県連盟湊会長が研修会開催についてご挨拶された。

全体基本は鈴鹿先生、基本の大切さを繰り返し伝えられ基礎動作に重点をおかれた指導をされた。技術1は1班鈴鹿先生、2班勝田先生に分かれての指導。  

 

11時半から指導学科1,コーチング①,御厨拳士がプロゼクターを使用しながら                                                          コーチングトレーナーとして2コマ、講義デビューしました。

初めてとは思えない落ち着きと目配りが輝いていました。何より指導の現場でよくある怒で指導する方法と、叱る指導の違いではいきなり指名された拳士が当意即妙に対応するやり取りに受講生からも笑いが起きて和やかな雰囲気が受講会場に広がっていました。

研修会二日目、午後11時半から正午までコーチング③「より良い人間関係づくりのために」の講義を飯塚が行った。 ティーチングとコーチング(指導方法の引き出しを増やす)を両方活用するために、ティチングでは『知識やスキルの伝達、人的育成』が必要であるが、指摘、注意、叱る事が多くなるとハラスメントが起きやすくなる欠点がある。

活気ある空間とはどんな空間ですか?と質問すると、「大切な人や物を今いる、ある所からその人が望む所まで安全に送り届ける」と答えられる。島原城南道院での「活気ある空間」例の話をした後、3、4人グループを作ってもらい「活気ある空間とはどんな空間でしょうか?」についてシェア タイムで代表者の発表を御厨レポータがグループを巡回しながらマイクを向ける。

コーチングでは『可能性・主体性、潜在能力を引き出す』事で個々のパフォーマンスを引き上げ質問で気づきを与えるることが出来るが、厳しい指導を求めている人には物足りなさを感じる傾向がある。 

スクリーン最後のコマは、「コチング指導者育成コースの紹介」ライト初級編。最後のまとめは、コーチングは何より、自分自身が他者とのコミュニケーションが向上するために道院、支部での指導能力がアップするだけでなく入門にもつながり活気ある空間づくりが出来るので是非学んで下さい。

入門式

10月21日(土)午後8時から入門式を挙行しました。行事が重なり第三土曜になってしまいました。献香用の香炉と香、教典、表白文、誓願文は本尊の前にセットする。

司会進行は福島(み)中拳士三段、入門者は林拳士、上田拳士。

「ただ今より、島原城南道院10月度入門式を執り行います」「教典を唱和」「表白文奉読」                                                            「誓願文奉読」は代表として林拳士が奉読、その間、上田拳士は合掌礼をする。読み終えて誓願文を受け取り対面になり、入門者二人に誓約事項を要約して1項目ずつ確認し、(「よろしいか」)と尋ね「はい」と返事する。 入門者紹介では林拳士から、自己紹介(指名、年齢、職業、趣味、入門の動機)などを話す。               

  

 「導師法話」では「改めて入門を歓迎します。今日から正式に金剛禅の門信徒しての修行がスタートするにあたっての心構えや金剛禅についていくつかお話します。金剛禅について、少林寺拳法について、そして道院について特に島原城南道院の歴史や先輩たちについてや道院長である私の拳歴を話す。そして金剛禅の修行の在り方は漸々修学、つまり一段ずつ階段を登るように着実に上達していこうというものです。そして修行の成果は入門式表白文に、この功は練らざればならず、小錬せば小成し大錬せば大成す。とあったように、やればやっただけ自分の身に帰ってくるものなのです。今日から新たに仲間になった人たちだけでなく、級拳士や有段者の人も、改めて少林寺拳法を始めた頃の気持ちを思い出して、また一歩一歩、明日からの修行に励んでいただきたい。

最後にわび茶の完成者 茶聖ともいわれる「千の利休」の言葉を贈ります。 『稽古とは一より習い十を知り 十よりかえる元のその一』

意味は一から順番に習い、十まで(極める)まで行ったら、再び学び直す。少林寺拳法でいう金剛禅には悟りはない生涯修行なのだ(「開祖 宗道臣)

修行によって高みを極めても謙虚さを無くしてしまうと人は遠ざかってしまう。自らに冬の厳しさを、他者には春の温かさを感じる生き方を目指したいものです。

「演武」は組演武を一組行っていたのを拳士のアイデアで一組が一構成を行い、連続して六構成行い、最後に天地拳第一系を全員で行う。

         

「保護者会長挨拶」

林さん、上田さん、入門おめでとうございます。今、林さんが61才と聞いて、びっくりしました。60を過ぎてからでも入門できるのも少林寺拳法の良さかもしれません。

上田さん、城南道院は20代の若手が少ないので、道院に活気がでて良かったと思います。  私は子供達がお世話になるようになって、いろんな大会やイベントに参加しますが、島原城南道院は最高の道院だと思っています。

指導してくださる飯塚先生、世界大会に出場された酒井先生、御厨先生、福島君をはじめ、県大会では、立光さん親子、高校生、少年部も頑張って素晴らしい成績を残してくれました。

島原城南道院の教え、質の高さは先生方の教えのおかげです。技以外にも靴の揃え方から、作務、武術だけでなく、精神を養える場所だと思います。

少し前にNHKでやってましたが、少林寺拳法は護身の拳、人を傷つけるのではなく、自分を守る、自分の大切な人を守るための技、また健康増進にも役立つと思いますので、これから楽しく修練に励んでいただければと思います。

本日は本当におめでとうございます。保護者会会長 佐々木毅