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Shorinji Kempo

高校総体全国大会報告会

僕は3月26日〜3月28日に全国大会に行ってきました。

自分の満足の行く練習を行って、皆んなに行って貰った激励式で緊張がかなり解れた状態で全国大会に行ったのでリラックスした状態で大会会場へ出発しました。

そして本番の日、会場に入ったらかなり広くてビックリしました。諫早の人と一緒に最後の練習をして本番に臨みました。待機場所で他県の人と友達になれて心の余裕もある状態で行ったので、のびのびと演武が出来ました。そして自己ベストの250、5点を出す事が出来ました。他県との交流も出来て、色んな貴重な体験が出来て良かったです。              准拳士初段 佐々木純

 

コミュニュケーション能力を高める3分間スピーチ

福島和哉 正拳士四段少導師 

今日の3分間スピーチは「ステキな人とステキな本に出会った」話です。

先日、大村市の未来を考える市民会議というのがあって職員として参加しました。  その中でカレー屋さんの店長が同じ班で仲良くなりました。「EPICE(エピス)」という流行りのスパイスカレーのお店で、スパイスが効いてとても美味しいんです。     そして、店長も柔らかい雰囲気で話しやすくて、とても感じのいい人なんです。

この間カレーを食べに行ったときに、友人の絵描きをされているショーゲンさんの本の話を聞きました。

それがこの本「今日だれのために生きる?」という本です。読書が苦手な私でも2時間ぐらいで読める量なのでもし良かったら読んでみてください。

ショーゲンさんは絵描きさんで、アフリカの奥地にあるブンジュ村にティンガティンガという絵を学びに行ったところ、人としてすごく大切なことを学んだよという話です。早速ですが皆さん今日のお昼は誰と何を食べましたか?

この本の中で印象に残っている話があって、村人がショーゲンさんに「昨日のお昼は誰と何を食べたの?」と聞くとショーゲンさんは即答できず、村人が「ショーゲン、私と一緒に食べたんだよ。あなたはそこにいなかったんだね。」と言われたそうです。

実際はそこにいたのに、心はそこになかったという内容で、私もすごく心当たりがありショックを受けました。今、目の前のことを大切にしなきゃと感じました。

今日の本は「今日だれのために生きる?」。皆さん「今、自分のために生きてください」という話でした。

4月26日(土曜日)修練

       4月26日(土)島原城南道院の修練風景

   

修練が始まり作務に取り組んでいると、昨年から五島へ転勤になった御厨拳士が大きなバックと一緒に参座。とたんに場の雰囲気が明るくなる。

基本は、単動作の基礎、続けて日頃の科目を相対で少年部と一般に分かれ掛かり稽古。この稽古法には多くのメリットがある。

 

 

鎮魂行の後、「コミュニケーション能力を高めるための3分間スピーチ」

   いきなり指名したのはF.和哉拳士。さすがに3分間ピタリ。目配り、声のトーン、ボディランゲージはかなりなレベル。

 

    

一般部だけの残りの修練時間は9時半まで最初は道院長の「僧階教本1金剛禅の教典から礼拝詞」学習。

一人ずつに読んでもらいながら語句の意味を説明。礼拝詞を自分の言葉で伝えられる事が大切。

 

学習の次は技術科目技

三段以上と二段以下に分かれて修練。

間合は、構えた時には出来ていても相手が動いた瞬間変化する中で投げや崩しが出来る間合いと、軸足の位置は重要。踵が床に着いた状態では捌けないし、手は相手に感知されやすい。研究と稽古を繰り返す事で必ず上達します。

少林寺拳法の道場は「人づくりの場」

少林寺拳法の道場へ行くと玄関に履き物がきれいに揃えている。修行の始まりは足元を顧みることから始まります。作務は禅宗では修行の一環として重視されています。

 道場での作務は、道院長も拳士も一緒になって床や玄関、窓の棧に雑巾がけや、トイレや洗面所等を主に行います。

洗面所や、トイレを使用したら綺麗にして後から使用する人が気持ちいい。これも自他共楽(自分の相手も共に楽しむ)の実践。

今年1月に亡くなられた鍵山秀三郎氐( イエローハート創業者)は、「トイレ掃除の神様」といわれ清掃活動に尽力された人です。子どもたちに指示するのではなく、まず自分で便器に手を入れて見本を見せてあげるので子どもたちはこんな大人もいるのかと驚いて意識が変わるんです。と述べられています。

少林寺拳法は護身の技術ではあるものの人としての生き方を学ぶ場でもある。      長崎県島原市新湊  ひょうたん池公園入口に島原城南道院があります。

 

高校入学お祝い&感想

松本和渉拳士

松本拳士は、小学2年生から入門し5,6年生の頃は基本動作の体捌きが素晴らしく指名して前で見本を行うことも多く可能性を秘めています。

高校生になっての心境は言葉で表すとワクワクと不安です。                   ワクワクは何か新しいものを始める時に感じるような好奇心のようなものです。

ですがそこには将来のことも考えた時にこのままで大丈夫かなみたいな不安があります。                                                        この前にも話しましたが、私は高校生では勉強に力を入れてサッカーもやめたので少林寺拳法も林さんやたくさんの指導員の人などがいるので大学生になったら島原にはいなくなると思いますが、それまでは少林寺拳法を続けようと思っているので、その間は自分の最大の力で頑張っていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

 

コミュニュケーション能力を高めるための3分間スピーチ

福島操三段中拳士

最近Instagramで知ったあるアクセサリー作家さんについて話します。  

             彼女はビーズを使ったピアスやブローチなどのアクセサリーを作っている作家さんです。 諫早市在住で時々マルシェなどで出店しています。

実はこの作家さん私の中学時代の同級生です。そして彼女はリウマチの患者さんでもあります。

16歳の時に発症し、寝たきりの時期を乗り越えて現在に至ります。そんな彼女が、去年絵本『ありがたいなぁ』を出版しました。

日常のあらゆる当たり前をありがたいことだと捉えて毎日感謝して生きている内容の本です。この本を読んで、私は、自分が体調の悪い時に感じていた感謝の気持ちを忘れていた事に気付かされました。

実は私はまだ彼女と再会していません。多分会おうと思えばすぐ会えると思うけれど、今は自分が恥ずかしくて会えないです。

また感謝の毎日を送れるようになったら彼女に会いに行きたいと思っています。

コミュニュケーション能力を高める3分間スピーチ

林 拳士 3級

今日は,年を取って変わってきたなーと思うことを話します.

皆さん,予防注射,きらいですよねー.注射は怖くないって人居ます?あ,何名か居る!,すごいですねー.

私は注射,きらいで怖いです.

私たちが小学校の頃は,学校じゃなくて,公民館に列を作って並んで,順番に注射を受けてました.同級生が,逃げたんですよ.走って逃げて家まで帰っちゃった.

目の前で逃げられると,自分は逃げられなくなっちゃって,怖いのを我慢して,注射受けました。  ところがこの6~7年,注射をあまり痛いと感じなくなったんです.                年を取って,神経が鈍っちゃったんでしょうか。チクッとはするんですが,その後数秒間,薬を入れる間,変な感じがするだけで,あとはもうなんともないっていう感覚になってきました.

鈍くなったと言えば,汚いと感じることも抵抗感が少なくなってきました.庭いじりしててウンコが落ちていて手に着いたとか,犬を飼っているとウンコの始末をしなくちゃなりませんが,失敗して手にべたっと着いたとか.昔は,汚いものに触るのは,すごく嫌でしたけど,今では,洗って取れるなら問題ないって感じるようになりました.

犬や家族が病気で吐いちゃったりしたものも,残った私が片付けて綺麗にしなきゃいけないですよね.「手は洗えば綺麗になる」と,汚いと思っていたものにためらいなく手を出せるようになりました。

臭いはまだ,苦手です.「嗅覚が良いと不幸せになる」って何かで読みました.色んな場面で,臭いがしますね.これを嫌に感じていたらいつも不幸ですが,臭いをあまり感じない人,臭いを気にしない人は,そんな不幸は感じないって書いてありました.これももっと年を取ったら変わっていくのかなーと思います.

この痛みや汚れに関する変化は,年を取って感覚がボケてきているのか,人生修行の成果が実っているのか,どっちなんだろうと疑問に思います.修行の成果と思いたいです.

今日は,いつも思っていることを共有したくてこのお話をさせて頂きました

コミュニュケーション能力を高める3分スピーチ

佐々木えり夏初段准拳士                                                     

私は飛行機に乗ることが好きなので、将来飛行機に関わる仕事に就きたいなと考えています。航空系の仕事といえば、CAやパイロットなどが有名ですが、私は航空管制や航空ディスパッチャーに興味をもっているので、そういう学習ができる学校に進学したいと思っています。

総合型選抜や学校推薦ははやくて、9月から始まるのでそれに向けてあと数ヶ月勉強に励みたいです。

 

第28回全国高校選抜大会 壮行会

3月22日(土) 午後8時から長崎県高校生代表として出場する「創成館高等学校1年 佐々木純拳士」の壮行会を行いました。

はじめに道院長あいさつでは、

「高校一年生でありながらも長崎県の学生を引っ張ってくれた。三年生もいる中で長崎県高校生のトップへ。長崎県予選では最優秀(第一位)に輝く。また九州大会で予選を通ったのも純くんが初めてであり、これはこれまでの練習の成果である。

長崎県代表が決まった後も手を抜くことなく、自分の人生や目標に向かってここまで熱意をもって取り組んだことは皆も是非真似してほしい。

ここまでやったら悔いは残らないだろう。後は結果だけ。全力で応援したい。

しっかり今までやってきた成果を自分の中で発揮してほしい。」と激励を送りました。

 

次に大会へ出場する佐々木拳士の抱負を述べました。

「全国大会へ出場するのは初めて。九州大会よりレベルが高いので緊張している。

九州大会が終わり自分の成績を振り返ったときに、ここで満足していたら全国では通用しないと思い、ビデオで自分の演武を振り返りながら毎週の自主練で反省点を改善していった。飯塚先生たちの指導のお陰で満足できる形までできたが更に技の磨きを掛けて本番を迎えたい。

また、同じ長崎県代表の拳士にも負けられない。今回の高校選抜大会では創成館高校としてのゼッケンを背負って出場するが、島原城南道院としての意地も背負ってがんばっていきたいと思っている。

負けないように自分の満足のいく一番完璧な演武を披露してきたいと思う。

がんばってきます。」

と、とても熱意ある抱負でした。

気合、気迫に満ちた演武を披露してもらったあと最後に拳士全員で純拳士を囲み、エールを送りました。

 

 

第28回全国高校選抜大会は3月27日、28日に岡山県岡山市で開催され、佐々木拳士は『男子自由単独演武』の種目に出場します。

笑顔で帰ってきてくれるのを信じてます。

レッツ エンジョイ!!        

コミュニュケーション能力を高める3分間スピーチ ②

林 徳眞吉 4級                     

病院にかかるときの,苦手なことを話します。病院にかかったら採血がありますが,これがとても苦手です採血ってわかります?血液を検査するために,腕に針を刺して,血を抜く行為です。  静脈に針を刺すのですが,なかなか血管に刺さらなかったり,一旦きちんと刺さっても,血がすぐに止まってしまったり,と,何回も針を刺されてうまく行かないんです。

手術を受けたことも有りますが,手術そのものよりも,その準備のための点滴の方が心配でした。血管がしぼんでしまって,血液が出てこないよ,といわれるので,腕立て伏せをしたりして,心臓がドキドキして血液を沢山出せば良いのかな?と思っていました.

半年前に病院にかかったとき,身体に血液を沢山回したら良いんだろうと思って,採血の時に頭の中で天地拳第一系から順番に演武している姿を想像してみたんです。そうしたら,血液が採れるどころか,血管が縮んじゃって採血できず,全くの逆効果でした。

少林寺拳法の教えで,拳禅一如,力愛不二など,相反する事柄が共存して物事が成り立っている,と学びますが,その際に,交感神経,副交感神経も習いましたね。

天地拳は戦う動きなので,これは交感神経を刺激するみたいです。交感神経は戦うために身体を調整する神経ですので,心臓の働きは高まると思いますが,怪我をしても大出血をしないように,表面の血管は縮む方向に働きます.こりゃ望みと全く逆の働きで,失敗したと思いました.

じゃぁ逆は何か?と考えて,3ヶ月前に病院に行ったとき,頭の中で鎮魂行を唱えてみました。針を刺されるときに,「己こそ己のよるべ.....」と唱えていたところ,一発で採血が済みました。これはきっと,副交感神経の方が働いて,血管がリラックスして針を刺しやすく,血も取れやすかったのではないかな?と推理して,その次に病院に来るとき確認することにしました.

昨日が丁度,その病院にかかる日でした。採血がはじまったとき,鎮魂行を頭の中で唱えました。「己こそ.....」最初に担当した人はまだ新人で慣れてない感じの看護師さんでした。左腕に針を刺して血管に当てようとしていますが,血管に触った感触がありません。礼拝詞に入るあたりで看護師さんがギブアップして,ベテランを呼びました。 針を抜き,右腕に差し替えてベテラン看護師が再チャレンジ,その時,頭の中では「道訓 道は天より生じ....」と唱えていました。血管にあたったようですが,うまく血が出てこず,「すいませんちょっと痛いですよ」と言いながら動かしています.

私,道訓は途中つながりがうまく出てこず詰まるんです。あれー,この先何だったかなー、と考えていたら,「あ,血が出てきました」と看護師さんの声がしました.このまま血が止まりませんようにと祈りつつ,道訓の続きを思い出しながら心を穏やかに落ち着けるよう頑張りました。うまく採血が済んで,とても気が楽になりました.

鎮魂行は副交感神経を高めて採血の時に失敗されにくい、という私の推理は,どうやら私には当たりのようです.次回からも鎮魂行で楽に採血を受けたいと思います。

 

御厨文子 六段大拳士 少導師           

今回の年末年始の話をします。島を出られる機会が限られているので今回は年越しを上五島で過ごしました。皆さんは年越しそば食べましたか? 私も年越しそばを作って食べたのですが、除夜の鐘をつけるところはないか探して除夜の鐘をお寺につきに行きました。そこのお寺では除夜の鐘をつくだけではなく書き初めなどもされていてとてもあたたかな雰囲気でした。

そしてさすが上五島、年越しうどんがでて、とても美味しくいただきました。年が明けてからは長崎の興福寺に行きました。普段から好きな場所で年に何度も行きます。       お茶をいただきました。いつもは点てられたお茶が出てくるのですが、釜もかけられていて住職さんが目の前で点ててくださいました。話もしてくださりあっという間に1時間以上経っていました。いろいろなお話をお聞きして信仰も大切だし、コミュニティというのがとても大切だなぁと感じました。