地域社会武道指導者研修会

10月28日(土)29日(日)二日間佐世保市武道館において地域社会武道指導者研修会を実施しました。

講師に鈴鹿成正先生 正範士八段 猪名川南スポーツ少年団支部長、川西南道院長、勝田真也先生 准範士七段 日本体育大学支部長、杉並永福道院 信仰普及ネットワーク委員(大学)二名をお迎えしました。

  

地元講師は 島原城南道院長 飯塚久雄正範士八段 島原城南道院道場長 御厨文子大拳士六段

【1日目10月28日(土)】 

鎮魂行主座、坂口勝浩大村西道院長 打棒、黒崎俊之長崎県立大学少林寺拳法部監督 講師のご紹介 開会の言葉を才津行広長崎県理事長が今日から始まる研修会への取り組みについて挨拶された。長崎県連盟湊会長が研修会開催についてご挨拶された。

全体基本は鈴鹿先生、基本の大切さを繰り返し伝えられ基礎動作に重点をおかれた指導をされた。技術1は1班鈴鹿先生、2班勝田先生に分かれての指導。  

 

11時半から指導学科1,コーチング①,御厨拳士がプロゼクターを使用しながら                                                          コーチングトレーナーとして2コマ、講義デビューしました。

初めてとは思えない落ち着きと目配りが輝いていました。何より指導の現場でよくある怒で指導する方法と、叱る指導の違いではいきなり指名された拳士が当意即妙に対応するやり取りに受講生からも笑いが起きて和やかな雰囲気が受講会場に広がっていました。

研修会二日目、午後11時半から正午までコーチング③「より良い人間関係づくりのために」の講義を飯塚が行った。 ティーチングとコーチング(指導方法の引き出しを増やす)を両方活用するために、ティチングでは『知識やスキルの伝達、人的育成』が必要であるが、指摘、注意、叱る事が多くなるとハラスメントが起きやすくなる欠点がある。

活気ある空間とはどんな空間ですか?と質問すると、「大切な人や物を今いる、ある所からその人が望む所まで安全に送り届ける」と答えられる。島原城南道院での「活気ある空間」例の話をした後、3、4人グループを作ってもらい「活気ある空間とはどんな空間でしょうか?」についてシェア タイムで代表者の発表を御厨レポータがグループを巡回しながらマイクを向ける。

コーチングでは『可能性・主体性、潜在能力を引き出す』事で個々のパフォーマンスを引き上げ質問で気づきを与えるることが出来るが、厳しい指導を求めている人には物足りなさを感じる傾向がある。 

スクリーン最後のコマは、「コチング指導者育成コースの紹介」ライト初級編。最後のまとめは、コーチングは何より、自分自身が他者とのコミュニケーションが向上するために道院、支部での指導能力がアップするだけでなく入門にもつながり活気ある空間づくりが出来るので是非学んで下さい。

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