入門式

10月21日(土)午後8時から入門式を挙行しました。行事が重なり第三土曜になってしまいました。献香用の香炉と香、教典、表白文、誓願文は本尊の前にセットする。

司会進行は福島(み)中拳士三段、入門者は林拳士、上田拳士。

「ただ今より、島原城南道院10月度入門式を執り行います」「教典を唱和」「表白文奉読」                                                            「誓願文奉読」は代表として林拳士が奉読、その間、上田拳士は合掌礼をする。読み終えて誓願文を受け取り対面になり、入門者二人に誓約事項を要約して1項目ずつ確認し、(「よろしいか」)と尋ね「はい」と返事する。 入門者紹介では林拳士から、自己紹介(指名、年齢、職業、趣味、入門の動機)などを話す。               

  

 「導師法話」では「改めて入門を歓迎します。今日から正式に金剛禅の門信徒しての修行がスタートするにあたっての心構えや金剛禅についていくつかお話します。金剛禅について、少林寺拳法について、そして道院について特に島原城南道院の歴史や先輩たちについてや道院長である私の拳歴を話す。そして金剛禅の修行の在り方は漸々修学、つまり一段ずつ階段を登るように着実に上達していこうというものです。そして修行の成果は入門式表白文に、この功は練らざればならず、小錬せば小成し大錬せば大成す。とあったように、やればやっただけ自分の身に帰ってくるものなのです。今日から新たに仲間になった人たちだけでなく、級拳士や有段者の人も、改めて少林寺拳法を始めた頃の気持ちを思い出して、また一歩一歩、明日からの修行に励んでいただきたい。

最後にわび茶の完成者 茶聖ともいわれる「千の利休」の言葉を贈ります。 『稽古とは一より習い十を知り 十よりかえる元のその一』

意味は一から順番に習い、十まで(極める)まで行ったら、再び学び直す。少林寺拳法でいう金剛禅には悟りはない生涯修行なのだ(「開祖 宗道臣)

修行によって高みを極めても謙虚さを無くしてしまうと人は遠ざかってしまう。自らに冬の厳しさを、他者には春の温かさを感じる生き方を目指したいものです。

「演武」は組演武を一組行っていたのを拳士のアイデアで一組が一構成を行い、連続して六構成行い、最後に天地拳第一系を全員で行う。

         

「保護者会長挨拶」

林さん、上田さん、入門おめでとうございます。今、林さんが61才と聞いて、びっくりしました。60を過ぎてからでも入門できるのも少林寺拳法の良さかもしれません。

上田さん、城南道院は20代の若手が少ないので、道院に活気がでて良かったと思います。  私は子供達がお世話になるようになって、いろんな大会やイベントに参加しますが、島原城南道院は最高の道院だと思っています。

指導してくださる飯塚先生、世界大会に出場された酒井先生、御厨先生、福島君をはじめ、県大会では、立光さん親子、高校生、少年部も頑張って素晴らしい成績を残してくれました。

島原城南道院の教え、質の高さは先生方の教えのおかげです。技以外にも靴の揃え方から、作務、武術だけでなく、精神を養える場所だと思います。

少し前にNHKでやってましたが、少林寺拳法は護身の拳、人を傷つけるのではなく、自分を守る、自分の大切な人を守るための技、また健康増進にも役立つと思いますので、これから楽しく修練に励んでいただければと思います。

本日は本当におめでとうございます。保護者会会長 佐々木毅

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