5月13日(土曜日)午後8時から島原城南道院において開祖忌法要を行いました。
司会を福島操拳士が行い、本日は導師を御厨道場長が務めました。
導師献香 教典唱和 表白文奉読 門信徒献香 と厳かな雰囲気の中はじめての導師とは思えない堂々とした所作でした。
御厨導師法話では
今日は5月13日 1980年5月12日亡くなられて43年になります。
私は開祖と直接会ったことはないのですが、ただ飯塚先生からいつも開祖の事を話してくださったり、武専に行くと開祖法話学習があり、開祖の声で法話が聞けます。
本とか読んだりして間接的にしか開祖を知るという事しかかなわないのですが開祖ってほんとにすごいな、愛にあふれた方だなと感じます。
「強さとは何か」という本に開祖の生い立ちが書かれています。
開祖が家族を失い天涯孤独になられたのは16歳ですから高校生1年生の年齢ですね。
その当時、力のない自分へのやりきれなさや、社会の理不尽さや戦争中のつらい時期を乗り越え敗戦後日本に帰られてから、平和で豊かな世界を作るために少林寺拳法を創始されました。
1947年10月に創始されて今年76年目になります。開祖のおかげでこうして少林寺拳法を学ぶことが出来ています。
みんな、おぎゃー!と生まれてからそれぞれ、自分の道を歩んでいます。 親であっても兄弟であっても一緒に過ごしているけど自分だけの道を歩んでいます。 みんな年齢も違い、住まいも学校や職場も違うのにこうして同じ時間を共有しています。あたりまえでない、とてもありがたいことを忘れないようにしたいと思っています。
毎日、まいにち過ごしていると不安な時、忙しいとき、孤独を感じるとき、一人取り残されているのかな~と感じるときもあります。 大きな雪だるまのようにつぶされそうと思うけど、実は小さな小石ほどの事だったりします。
今日をきっかけに、自分のことを振り返って何か1つでも行動を起こしてみてください。ちょっとしたことでいいのでまずは行動しましょう」と話がありました。