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長崎ランタンフェスティバル会場で演武会を開催

長崎県少林寺拳法連盟では、旧暦の正月に当たる2月いっぱい長崎市中心街で開催された2024長崎ランタンフェスティバルにおいて、唐人屋敷会場の福建会館において4回に亘り演武会を開催しました。演武会には子供から大人まで最大40人が参加し、基本演練、法系演練、親子演武、団体演武、模範演武など約1時間に亘って実施しました。開催日は連日天候にも恵まれ、多くの観光客か訪れ、元気な子供達の姿に、市内の親子から、是非習いたいとの反響も見られ、効果的な広報活動につながった。




第10回九州高等学校少林寺拳法選抜大会が開催されました

令和5年12月16日(土)、17日(日)に、福岡県中間市で第10回九州高等学校少林寺拳法選抜大会が開催されました。

本県からも男子4名、女子2名が参加し、4名の拳士が令和6年3月に香川県で開催されます全国大会に出場することになりました。参加された拳士の皆さんお疲れ様でした!

【全国大会出場者】

〇島原高校 宮﨑 瑛太郎

〇長崎日大 川原 陸央

〇純心女子 百武 朔萊

〇鎮西学院 佐々木 えり夏




令和5年度 長崎県地域社会指導者研修会

 令和5年10月28日~29日に佐世保市にある県立武道館において、国庫補助事業で日本武道館主催である地域社会少林寺拳法指導者研修会が開催されました。本県では5回目となる今回の研修会には、本部派遣講師として兵庫県から鈴鹿成正先生、東京都から勝田真也先生にお越しいただき、体の使い方や基本の大切さなどについて貴重なご指導をいただきました。鈴鹿先生からは体の大きな外国人や体のやわらかい人などその時々に応じた内容で、決して気が抜けないキレのある技をご指導いただきました。また、勝田先生は日本体育大学で長らくご指導されている経験から、体の慣らし方や使い方、掛け手の仕方などを細かく優しくご指導いただきました。

 また、地元講師として島原の飯塚久雄先生と御厨文子先生に日頃の指導におけるコーチングの活用について、ディスカッションや対面での実演を交えながら楽しく3コマの講座を行いました。今回は(一財)少林寺拳法連盟が認定するコーチング指導者がそろっていないことから、自由にコーチング指導をするという形ではなく、連盟本部から提供いただいた資料でコーチングのエッセンスを伝達するという形で実施しました。指導に必要なティーチングだけでなく、コーチングという引き出しを持っておくことで指導や助言、相談の幅が広がるとともに、どのような態度をとったほうがよりプレイヤーたる拳士のモチベーションやパフォーマンスが上がるかといったことを気づいていただける、非常に内容の濃い講座となりました。

 10月という行事続きの非常に忙しい時期ながらも、県内から50名ほどの拳士が集まり、活気ある空間が生まれていました。先生方のご指導に感謝申し上げます。




令和5年度長崎県大会を開催しました!

令和5年6月25日(日)諫早市小野体育館において、第43回長崎県大会を開催しました。開催市である諫早市の大久保市長をはじめ、湊亮太県議会議員、諫早市少林寺拳法協会渡辺会長をご来賓にお招きし、約250名以上の拳士が参加して行われました。

開会にあたり、大会会長である長崎県少林寺拳法連盟の湊浩二郎会長の挨拶に始まり、来賓代表として大久保市長からご挨拶をいただきました。

模範演武は栗林伴式先生(諫早東)と松林大和先生(長崎矢上)が行いました。

大会は全国大会で用いられているWifi、クラウド、タブレットを活用した自動集計システムを用いて行いました。小学生A(小学4年生以上)の組演武では約30組のエントリーがある中、また1所属あたりの出場者制限を設けない中で行われたことから、たくさんの拳士が参加できましたが、集計システムのおかげをもって15時に終了することができました。非常に活気のあるすばらしい大会となり、また各所属拳士の技術も以前より上がっていて頼もしく感じました。

成績についてはお知らせ欄をご覧ください。

8:30開場

会場正面

整列

開会式整列

開会宣言(多良先生)

ご来賓:大久保市長、湊県議、渡辺先生

湊会長挨拶

拳士宣誓

模範演武

出場拳士の整列

マスターズの部

運用法

 

審判

表彰式(松林親子)

来賓写真➡左から湊浩二郎会長、大久保市長、湊亮太県議、渡辺諫早市協会長

 

閉会宣言(山田先生)




令和5年度第2回県連研修会を行いました

 

令和5年6月11日(日)大村市武道館において第2回目の県連研修会を行いました。2週間後に県大会を控えていることもあり、午前中は審判補助員の方も一緒に演武審査の流れ、審判動作の確認、審査における諸注意、集計システムの仕様の仕方などについて、県大会審判委員会が主体となった研修を行いました。県大会が無事、トラブルなく進行できるよう参加者全員熱心に取り組んでいました。

午後からは、本部で取り組まれている「連続複数法形修練」をやってみようということで、分習法と全習法の特徴を一旦座学で勉強し、我々に不足しがちな全習法の手段として連続して複数の法形を攻守・左右繰り返し行う実戦練習を行いました。また、その注意点として、相手を替えながら修練を行うために2列に並び、ローテーションしながら行いました。参加者からは「ヒィヒィ」言いながらもいい汗を流し、終わった感想として「左右偏りなく、かつ飽きずに集中力を高めながら取り組める、とてもいい修練法だ」とのコメントも得られました。ぜひこのやり方も道場に帰ってから取り組んでほしいものです。




令和5年度第1回県連研修会を行いました

令和5年4月9日(日)、大村市武道館において今年度第1回となる県連研修会を開催しました。今回のテーマは「中学校武道授業の採択に向けて」と題して、中学校武道授業に少林寺拳法採択校を目指して、国の方針や全国の状況、採択された県での取組み事例のほか、私たちに何ができるのか、武道授業のねらいとは何か、武道授業に採択されることでのメリットは何か、などを勉強しました。講師は2月に本部で開催された「第1回中学校武道授業推進 支援体制強化研修会」に参加した、今年度、中学校武道授業推進員を務める才津が行いました。

ポイントは、中学校武道授業は原則、柔道、剣道、相撲の3武道から選択するものとし、追加でその他の武道を行うことができる、という点で、すべてを少林寺拳法だけで実施することは今の学習指導要領では難しいという点で、そうした限られた時限の中で、中学生に何を伝えられるのか、その中で我々がすべきことは何かという部分です。

現在、数校にアポを取って接触したり、電話対応した状況を伝え、県のモデル事業も活用しながらできるところから進めていこうという研修となりました。

技術ではどうやったら2人1組で技を取り組むときにタイミングをうまく合わせられるかを、下受蹴を例に、みんなで技に取り組みながら考えました。また、武的要素はどういう部分に現れるのかを考えながら、今後の大会指導に生かせる取組みも行いました。

 

研修当日の資料抜粋

中学校武道授業の採択に向けて2




2023年の永年勤続表彰の授賞式を行いました

令和5年2月26日(日)、永年勤続表彰を受けた先生方へ授賞式を行いました。永年歩んでこられましたことに深く敬意を表します。これからますますのご健勝とご活躍を祈念申し上げます。

45年飯盛スポーツ少年団平古場 信一 先生
10年長崎浦上スポーツ少年団山本 明 先生
10年佐世保天神道院拳友会原 和久 先生
10年大村三城道院拳友会才津 行弘 先生

 

 




2022年12月(第3回)県連研修会を行いました

令和4年12月18日(日)、令和4年度3回目となる県連研修会を行いました。と言っても、この日はなんと年に1~2回しかない「雪」の予報。予報どおり朝から雪がチラホラ。そして高速道路も通行止め。そんな中、なんと研修会会場の大村市武道館が使えない・・・。すでに他団体が占拠しているではありませんか。どうも手違いで予約を入れてしまわれたようで、今さら「出て行って」とも言えず、武道館の駐車場にて雪が降る中、新たな会場探しをしたのでありました。幸い(?)なことに雪のため参加者が結果として9人となり、市内の公民館を借用することができました。

今回の研修会は、恒例の「錫杖講習会」です。と言っても年1回しかやっていないのでみんな基本からの復習です。講師には、五島から宮脇先生にお越しいただき、同じく五島の松本さんのお手伝いをいただきながらの講習会となりました。三鼎三法二十五系の易筋行体系の中に含まれる錫杖伝ですが、本部が正式に認める修練方法は示されていませんが、宮脇先生の教えは、「錫杖の演練を徒手に活かす」ことを第一の目的とされていることから、錫杖の修練だけが独り歩きするようなことはないことが最大の特徴で、県連としてもその目的に感銘を受け、毎年継続しているところです。少人数かつ午前中だけの講習会でしたが、とても中身の濃い時間となりました。このような悪天候にもかかわらずお越しいただきました宮脇先生にとても感謝しております。誠にありがとうございました。

 

 




第73回長崎県民体育大会 少林寺拳法競技を行いました

令和4年11月13日(日)諫早市西諌早ふれあい会館にて県民体育大会少林寺拳法競技を行いました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染対策を講じながらの開催となりましたが、実行委員はじめ参加者各位のご協力のもと盛会のうちに滞りなく終えることができました。

本大会は、競い合う中で技術力向上を図るという趣旨より、各地で日頃から少林寺拳法を指導しながら自らの技術も高めている拳士一人一人が、演武を披露する中でたたえ合い、仲間意識を強化し、次なる年へ新たな挑戦をするという印象の大会です。県内市町対抗となる本大会の結果は以下のとおりでした。

これからも長崎県全体で青少年指導とともに、指導者含む拳士一人一人がいつまでも現役拳士として日々自己研鑽に努めることを期待します。

〇総合

第1位:大村市  第2位:長崎市  第3位:諫早市

〇種目別

 (1位)(2位)(3位)
<団体演武>大村市長崎市 
<組演武>
 四段以上の部大村市長崎市佐世保市
 段外の部諫早市  
 壮年Aの部長崎市  
 壮年Bの部大村市  
 親子の部五島市諫早市 
<単独演武>
 段外の部五島市  
 有段の部諫早市大村市長崎市
 壮年の部長崎市大村市 

壮年:Aは両者とも50歳以上、Bは両者とも60歳以上

親子は子の方が中学生以下で、孫でも可。




2022.10.9 全九州拳士交流会が行われました

10月9日、福岡県の宗像ユリックスホールにおいて、少林寺拳法九州連絡協議会主催で「少林寺拳法創始75周年記念全九州拳士交流会」が行われ、500名を超える九州各県の拳士、保護者、関係者が集まりました。長崎県連盟からも参加しました。

ここ2年余り、コロナ禍で思うような活動ができない中でしたが、なんとか交流を通して九州各県の仲間がこうやって明るく楽しく元気に頑張っているんだ、という行事をやりたいという思いで各県連の役員が若手幹部を巻き込んで構想を練り、1年余りの期間、準備を続けてきました。

九州連絡協議会会長である福岡県の藤田理事長の挨拶から始まりましたが、挨拶で「今回の交流会は九州各県の拳士が集い、世代や性別、地域を越えて交流を目的としたものであるため、技術練習や演武を通して交流するほか、練習をしながら時にはお話をしたり、スマホで記念写真を撮っていただいて大いに結構。一日楽しんでもらいたい」とあったとおり、参加拳士らは技術を通して楽しんでいる姿が見られ、うらやましくなる光景でした。

参加者は小学低学年から70歳代まで幅広いことから、あらかじめ提出された参加者リストから年齢を考慮してA、B、Cの3つのグループに大別し、さらに十数名ずつの班に分かれて技術修練を行いました。

午前中は指定された技を通して班ごとに修練、発表、意見交換を行いました。それぞれの班にはファシリテーター役の指導者が付いて進行していく形でした。技術のコツを確認したり、車座になって発表し、拍手する姿や意見交換をする姿がアリーナのあちらこちらで見られました。

午後からは班全員で団体演武の作成、練習、発表を行いました。Aグループでは人数合わせにファシリテーター役の先生が一緒に加わって演武する姿も見られました。Bグループでは大学生が高校生を指導しながら一緒に演武する姿や、女子大生の中に社会人女性拳士が入って、一生懸命スピードについていこうとする姿や若さ溢れる元気いっぱいの姿が見られました。Cグループではまだまだ動けるぞ、という声が聞こえてきそうな、普段は指導者である先生方から構成される団体演武を目にすることができました。どの班もはつらつと元気に楽しそうに取り組んでいました。

交流会の間、アリーナ後方ではガラスショーケースに陳列された各県から集まった、少林寺拳法の懐かしの物品が陳列され、お宝が披露されました。貴重な資料もたくさんあり、保護者もアリーナに降りてきてお宝を見学されたり、技術に取り組んでいる子供の姿を近くで撮影するなどしていました。

エンディングには九州8県から3品ずつご当地土産をプレゼントする抽選会が行われました。長崎県からは、カステラ、ちゃんぽん、お菓子、マファール(ヨリヨリ)のほか、西九州新幹線開通を祝って記念缶ビールやスプーン・フォーク、カットバンなどの物品を詰め合わせた各4,000円余りの詰め合わせを3袋準備させていただきました。佐賀県の若手がステージ上で元気に盛り上げながらの抽選会は大変楽しい時間でした。

2階観客席からの全体記念撮影のあと、全員で単独演武を行い、最後は沖縄県とっておきの「カチャーシー」をみんなで踊りながら楽しみました。一日を通して笑顔があふれる一日となりました。

今後も今回の行事を参考にまた魅力ある活動を行っていきたいと思います。そして長崎県も積極的にかかわっていきたいと思います。参加された皆様、ありがとうございました。