最新の記事 | 島原城南道院 | Page 2

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Shorinji Kempo

合格証書授与式

昨年10月入門してから、ほぼ1年経過してやっと8級樹拳士、6級彩葉拳士が合格しました。

二人はピアノも習っておりそれも上級クラスの腕前、先輩の女子高校生は、「あんな大会にはとても出場出来ないですよ」と夏場に大会出場のために休んでいる期間があった時に話してくれました。

二人とも、道場へ来たら笑顔で作務から修練が始まると、大人と一緒に玄関や下足箱の清掃、道場窓の溝の汚れ、荷物を置く棚にも雑巾がけをしています。冬場になっても変わらず進んで冷たい水での作務は感心します。修練時間も真剣に取り組み学科の時間にはしっかり目を見てはっきり発言します。

11月度入門式

     11月6日(土)入門式を行いました。

入門者は10月に入門の本間拳士。司会進行はF.操中拳士三段 保護者、保護者会会長が揃った午後8時、「ただ今より島原城南道院11月度入門式を執り行います」と開式の辞が告げられ、導師献香、教典唱和、表白文奉読、請願文奉読は趣旨に沿って少年部用に作成した内容を奉読。導師から誓願文の項目ごとに再度読み上げ、「出来ますか?」「はい」と返事があり、最後の項目まで「はい」と返事があり「入門を許可します」と伝えると笑顔があふれる。

続けて入門者自己紹介、氏名、学校名 好きな食べ物などを述べた。

自己紹介ではしっかり前を向いて大きな声で話しました

導師法話では、少林寺拳法の修練内容について易筋行(技術)と鎮魂行(背骨を伸ばし呼吸を整える)学科や法話、コミュニュケーション能力を高めるための3分スピーチを全員の前で好きな食べ物や、趣味、感動したことなどを話してもらいます。 

月に1、2度は斎藤孝著の速音読を少年部と一般部に分けてタイムを計りますが、「走れメロス」などは、速い人は35秒や40秒の人もいますが、1分40秒や2分かる一般拳士もいます。読書を全くしない人が多くなっていますが文字を目で見て声に出す。という能力を高めていきたいと思っています。

保護者会長から歓迎の言葉と修練へ根おとり国について話された。

奉納演武は、全員が二人で技を交互に行い、最後はみんなで団体演武を行いました。

 

 

高校生選抜大会、県民体育大会

11月10日(日)長崎県高校生選抜大会&長崎県民体育大会が大村市武道館において開催されました。

 

高校生選抜大会では創成館高等学校1年生佐々木拳士が気迫あふれる見事な演武で第一位を獲得。毎週の自主練習稽古が素晴らしい結果へと繋がりました。

 

佐々木拳士は、第28回全国高等学校選抜大会・第11回九州高等学校選抜大会予選会に出場できます。

大会は令和6年12月21日(土)~22日(日)に宮崎県都城市で開催されます。

 

県民体育大会では県内各地7市から出場した拳士が組演武、単演、団体演武を行いました。

   

 

最後に飯塚道院長の審判研修で大会を振り返ります。

 

 

成績結果は、島原市からは3組しか出場出来なかったなか各部門で全員が第1位。総合成績も第3位でした。

武道館には80~90人ほどの人が集まり賑わいを見せ、特に応援に駆けつけてくれた高校生拳士の出場者全員に対する「ファイトー!!」の声かけが両大会を盛り立ててくれ、心温まる大会となりました。

  

2024年少林寺拳法全国大会inふじのくに

11月16日(土)〜17日(日)

静岡のエコパアリーナで開催された 「2024年少林寺拳法全国大会inふじのくに」の男子マスターズAの部に島原城南拳友会の酒井ー御厨組が出場しました。道場の仲間の応援を胸に頑張りました。入賞はなりませんでしたが、予選を通過し日頃の練習の成果を発揮しました。

 

【感想】

●道院の皆さんの応援を力に私たちなりに頑張ってきました💪

結果は入賞を逃しましたが、本選まで進め二日間演武が出来た事に感謝いたしました。

全国の先生方と再会が出来、少林寺拳法の縁を実感した日々でとても思い出に残る大会となりました。福岡の先生から長崎と福岡は親戚みたいなものだから遊びに来てね^ ^って

凄く嬉しかったです😊

日々指導を頂いて導いてくださる飯塚先生、また道院の皆さん、そして相方の御厨さん、何時もありがとうございます。

また頑張ります!来年は団体とか皆んなで行きたいなぁ😊(酒井)

 

●練習機会が限られ、主に1人練習、時々オンライン、数回の実際練習だった全国大会でした。また、目標の1つを「出場できること」にしていたぐらい、島から出られるかがとにかく心配だったので、無事参加できた喜びを予選コートで噛み締めました。道場の皆さんからいただいたあたたかいメッセージを胸に臨み、予選では相手と気迫がぶつかり合ったようなとても気持ちのいい演武ができました😊本選では失敗もしてしまい申し訳なかったのですが、目の前でたくさんのかっこいい演武を拝見でき、また頑張りたいと決意しました😁✨

心に残るとても素敵な大会でした。運営に携わってくださった方々に感謝いたします。最後になりましたが、こうして貴重な体験をさせていただけたのも、飯塚先生はじめ道場のみなさん、相方の酒井さん、職場のみなさん、家族のおかげです。感謝の気持ちを忘れずに日々の生活に活かしていきます。(御厨)

サプライズ企画!全国大会出場者へ向けたエール作成風景

全国大会へ出場する酒井せ拳士と御厨あ拳士へ向けてサプライズで応援動画を作成しました。

11月13日(水)はその動画の素材を集めるため、画用紙に書いたお二人へのメッセージへの色付けや飾り付け作業と一人ずつからのメッセージ動画の撮影を行いました。 

学業で帰りの遅い学生も駆けつけてくれて拳士全員の参加となり大変賑わいました。

 

福島み拳士が、今回の企画の内容を説明。

保護者の方の協力も得て、まずは作業班とメッセージ動画撮影班の二手に分かれて早速活動開始。

事前にメッセージ動画を撮り終えていた拳士は色付け作業にいち早く取り掛かります。

用意されていた様々な色のペンを前に、「誰が」「どの文字を」「何色で」と考えを交わしながら色塗りを進めます。大きな画用紙を囲み、色とりどりのメッセージボードが仕上がっていきます。

            

 

メッセージ動画撮影を終えた拳士も続々と色塗り作業に加わり、想像以上に速いスピードで色塗りは完成。特に細かい指示を出す間もなく、次々と飾り付け用の小物を貼り付けたりイラストを描いたりすることで更に華やかなボードに変化していきます。

    

   

 

手が空き始めた拳士にはお花紙を作る作業をお願いしますが、その後も自主的にその拳士が他の拳士へと声掛けを行い、こちらもスムーズなペースで作業が進みます。

受け身でないその積極的な姿勢がとても素晴らしい。

   

 

時間内に完成したメッセージボードを手に持ち、最後に拳士全員と保護者の方も加わってエール動画を撮影します。

メッセージは、少年部の中村し拳士と松本い拳士のとても張りのある大きな声で始まり、締めは全員の気持ちの込もった力強い声で「レッツ エンジョイ!」。

皆のガッツポーズも見事にきまりました。

 

作業中は大人も子どもも関係なく皆とても楽しそうにしており、時に真剣に時にキラキラとした笑顔をたくさん見せていました。

           

 

直接エールを伝える事は出来ませんでしたが、この様子はきっとお二人への気持ちとなって伝わったのではないかと思います。

 

いつもイベントの度にものすごい団結力を発揮する島原城南道院の拳士と保護者の方々。

応援を受ける側だけでなく、贈る側の拳士の心にも何か残る出来事になっていたら喜ばしい事だなと感じました。

絵本 幸せのバケツ

絵本「幸せのバケツ」がSNSで紹介されていたので久しぶりに道院で読み聞かせを行いました。

 

世界中のどんな人も心に「しあわせのバケツ」を持っています。そのバケツは、人が喜ぶことをすると一杯になり、逆に嫌がることをすると空になってしまいます。人同士が思いやり、親切にすれば、みんなが幸せになれることを、バケツを例えに優しく説いた絵本です。(絵本の説明より)

読み終わってから、「みんなの心にどんな幸せがあるの?」とか「どんな事をしたら人が喜ぶと思う?」と問いかける時間を設けたら絵本からもっと多くの事を学ぶことができただろうと思います。

管長法話 >Vol.116 先行き不透明な時代を照らす自灯明・法灯明

合掌

11月に入りました。先月は本山で達磨祭が行われました。osawa各都道府県においても達磨祭をはじめ、金剛禅大会、易筋行大会等、各種行事が昨年以上に活発に行われております。また嬉しいことに、先々月本山に泊まり込みで行われた中堅道院長“鍛錬”特別合宿の参加者たちが自主的に集まって研鑽し合うなど、各地で動いてくださっています。
 さて、世の中に目を移しますと、先月末は衆議院議員総選挙が行われ、与野党の議席数が入れ替わり今後の国政が注目されています。また、今月はアメリカの大統領選が行われます。これら政治の動きは、国家間の関係だけでなく、景気変動や私たちの暮らしにまで影響が及びます。先行きが不透明な時代と言われて久しい現代、そして世の中が大きく変わろうとしている現在、時の流れは止まってはくれず、私たちは進み続けるしかありません。
 そのような時代を生きる私たちが頼りとすべきは、釈尊が教えられた、自らを拠り所とする自灯明、法(ダーマ)を拠り所とする法灯明の2つです。諸行無常、世の中は移ろいゆくのが当たり前。その世の中を生き抜いていくには、自分の周りの環境が変化していくのに振り回されることなく、自灯明と法灯明という燈火を持って生きていくことです。その燈火は修行によって明るくすることができます。
 人生は変化の連続であり、修行そのものです。そして修行はその人の人生を苦しめるためのものではなく、切り拓くためにあります。先行きが見えないことに対して不安で動けなくなるのではなく、修行により自灯明と法灯明を携え、自分を信じ、仲間と信頼し合って進んでいきましょう。
 秋になって朝晩冷え込むようになり、これから冬に向けて寒さが厳しくなっていきます。それでも心は温かく、思いは強く、前を向いてこの季節を共に乗り越えていきましょう。
合掌再拝

島原小教区公認研修会

10月6日(日)島原小教区公認講習会を実施しました。

      場 所  島原城南道院 

      研修内容 達磨祭法要 講義「教典」の意義 易筋行研修

      参加者  16名 長崎から今年も山田教区長他2名参加

 

午前9時より達磨祭法要を馬場小教区長が導師を務め10月5日の達磨の命日にちなみ、達磨の不撓不屈の精神と遺徳を偲び、今後も修行精進していくこと、そして私たち自身がこの活動を広げていく事を誓い達磨忌に想いを馳せました。

続いて講義「教典の意義」(法句経から見える金剛禅)講師は馬場小教区長。

レジュメに教典(狭義の基本書)として金剛禅教典と聖典(世界三大宗教)を対比させそれぞれの構成や説明、世界宗教の所以などを解説。日本仏教の成り立ち(大乗仏教)法句経第1品から26品までの中で第12品の自己(おのれ)158,159が金剛禅聖句に入っている意味を説明された。

10時半から正午まで技術研修会。担当者は飯塚道院長

テーマは「中心軸をやり取りする」「上虚下実を意識して腕や手の力に頼らない」           科目は龍王拳から龍華拳、龍華拳の変化技へとつなぐ。切抜、巻抜からの修練。

    

コミュニケーション能力を高めるために3分スピーチ

10月5日 (土)今回の登場は10月新入門者のH.聡大くん 礼儀正しく、修練時間前には参座して笑顔が爽やかな小学生です。

夏休みにお父さんと福岡のアスレチックに行きました。ボルタリングを登ったり、ポールを手と腕の力で渡ったりしました。高いところからジャンプする所では、鉄の棒を掴むことが難しくて、苦労しました。僕はなんとか成功したけど、お父さんは高いところが苦手なのでうまく行きませんでした。普段、このような体験はできないのでとても良い体験が出来て良かったです。またいつか挑戦したいと思います。

             

  

林拳士 四級試験合格授与式

2024年9月14日(土)鎮魂行の後に全員の前で林拳士の4級試験合格証を授与しました。

     

授与式が終わってから林拳士の修練に対する取り組みについて、常に修練が始まる20分前には道場に来て作務では気づいた事に対して必要に応じて対応をされ、少年拳士と一緒に作務を行いながらアドバイスをしたり気づきを与えてくれます。

少林寺拳法の修練を基本から丸ごと取り組み法話や学科ではしっかりメモをとり学ぶ姿勢には他の門下生の模範となります。