少林寺拳法 島原城南道院の修錬では鎮魂行は、教典を唱和し、坐禅で腰を立て背骨を伸ばし呼吸を整えます。打棒がバーン!となり「起立」と号令が掛かると気合いと共に立ち上がる。静から動へ。平常心の訓練でもある。
この訓練のお陰で若い時に雨の中でドライブで4人乗って運転している時にヘアピンカーブでスピンを起こし、2車線道路の間を蛇行しかけた瞬間に打棒のバーン!の音が一瞬で平常心になり、ハンドルを右のガードレールと左の山側のコンクリートの間を何度も蛇行しても最後まで諦めずにハンドル操作が出来、スピンしながらも止まった時には同乗の3人は放心状態だった。
右のガードレールの下は谷底。
少林寺拳法を修錬していなければ間違いなくパニックになり大惨事になっていたことだ。