島原城南道院の修練風景

12月7日(土)7時の参座参加者全員で作務。水が冷たい季節でも玄関やドア、履物棚は、子ども達は指示がなくても自分で判断している。

今日は全員が早い時間から揃っている。

5級と4級の仮試験 試験官は、御厨1級考試員と私。

同時進行で高校生が基本指導。途中から五段酒井拳士が指導する。細かい動きの指導は経験の賜物。

横では少年部拳士へ福島操三段拳士が「心を育てる子ども仏教塾  ブッダがせんせい」 の本を参考に話をすると、みんながそばにくっついていい雰囲気の感動空間。子どもに寄り添う姿は慈悲の姿。 大いに学ばされました。

   

 

鎮魂行は御厨拳士、打棒酒井拳士。さすが威厳があり、静寂の中で打棒の音で静から動へ気合一閃、平常心へ。いい鎮魂行でした。

                         

合格証書授与式は11月に合格した8級と6級の松本姉弟。いい笑顔です。

法話の時間は「易筋行」について。

少林寺拳法の魅力に熱中して修練継続して行くなかで、法話や学科の問法修学から自己の内面に意識が向かい、いつしか易筋行へと自己変革の修行に取り組むようになる。 そのためには、副読本、教範を中心に関連書籍を学ぶことは開祖の教えをより深めるために欠かせない。

最後のコマは易筋行

 

級拳士は、逆小手裏返し投げの練習、裏固めに入るまでの手順であり逆小手の技がかかりはじめに右膝を曲げ後ろ受身の要領で臀部が床に着いたタイミングで掛け手を変えずに右回転させると裏返しの形になる。これが出来ると裏固めが出来る。有段者は、中段返内受突連反攻。リズム感が出てきたら連反攻は柔法へ変化して天秤投げや、押閂投げなどに変化する。又、下肢の急所に攻撃して倒したりと変幻自在に対応する事が必須になる修練は欠かせません。

 全員が充実した3時間の修練でした。

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