5分間法話 その時の出逢いが人生を根底から変えることがある よき出会いを

2024年2月24日(土曜日)鎮魂行の後に5分間法話を行いました。 

テーマは相田みつをさんの「その時の出逢いが、人生を根底から変えることがある。よき出逢いを」

当時、奈良県に住んでいて私(飯塚)は橿原市にある橿原神宮公園内にある武道場へ行った時の事を鮮明に覚えています。同じ職場の人と一緒に見学に行った時のことです。二人は先に入門していたので先生がまだ来ていないので上がって待つことにしました。すぐに先生が来られて友人が紹介してくれましたがその時先生から「道場の主が留守の時に無断で上がって待っというのは礼儀を知らない」と叱られました。

「申し訳ありません」と謝罪すると「分かったらよし、上がりなさい」と笑顔で迎えてくれました。この時の出逢いが今は亡き師匠の篠田金明先生です。

篠田先生との出逢いがなければ今の私の人生はなかったとはっきり言えます。

友人二人とも入門から53年間少林寺拳法のとりこになり、現在に至っています。人間を根底から動かすものは、理屈や理性や知識ではありません。人間としての自分自身の深い感動です。

若い、何も知らない私の人生に篠田先生との出逢いは感動を覚えたのです。この先生について行こう。体中で感動を覚えた瞬間でした。

先生の常に日々新たに取り組む姿や人生をたくましく生きる姿に夢中でついていき、少林寺拳法に取り組みました。

人間は人との出逢いに感受性を持ち、感動する気持ちを持ち続けたら人生を根底から変える出逢いがあります。良き出逢いを大切に。

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