僧階補任者へ辞令交付授与式

12月9日(土)午後8時過ぎから僧階補任者への辞令交付授与式を行いました。

 補任者は高校1年生、入門して9年、保護者会長の父親が見守るなか、僧階辞令を読み上げ授与しました。続けて輪袈裟を補任者に掛けて表と裏を伝える。 輪袈裟が似合う凛とした姿がいい。僧階教本1を授与して内容を確信するように伝える。

 

師僧からの法話では、「武階、法階、僧階の三鼎についてホワイトボードに書いて説明して武階、法階は求めて昇格するが、僧階学習を土台に金剛禅を学びバランスの取れた人格向上が自己を確立する道につながるので少しずつでも僧階教本を開き学び、レポート作成につなげてほしい」そして、「師」「士」「司」が付く職業について補任者へ聞くと、「師」教師、「士」は消防士と答える。これらの三つの言葉の意味はそれぞれあるが私が特に大事にしている「師」には「牧師、教師、医師」は、悩みや、生きる力を伝えたり、命に大きな影響を与える職業に携わる職業だと思っているので、「少導師」という僧階資格も修練を通して日常生活の中で金剛禅の教えを実践し、自らが自己を拠り所にして後輩を始め、多くの人々に影響を与えていく立場になります。そのためにも、この僧階教本を少しずつ読み、まとめレポート作成につなげていくことにより自信につながります。

 

これから先、社会人になってもここで学んだ事は生涯財産になります。人生を逞しく生きて、指導的社会人となる事を願っています。と伝える。最後に参列者全員で拍手でお祝いをする。

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