昨年も拳士全員に「道院に通う目的」について書いてもらい、目標達成日を記入して取り組んだ。その結果ほぼ90%の拳士が目指す頂きに到達した。下の表は少林寺拳法マンダラ (力愛不二=金剛界、胎蔵界を表わす)に記載しているのは何も昇級、昇段のためだけではない。
初・二段までの拳士には昇級、昇段目標や各種大会目標など短期目標が効果的に達成することで次のステップへと進むことが出来る。社会人であれば、仕事に対してのテーマや、悩みや人生の目標にも使える。
全員で行う共通修練の後、クラス別の取り組みでは自分が目指す目標テーマに取り組んでいる。 個々のテーマが分かっているので目指す方向へコーチングを行い、言葉かけはペップトークやストローク、言葉のポジティブ変換やアンガーコントロールが役立っている。
マンダラの青色で表示している「基礎」、「学科」、「鎮魂行」、二段目の「組演武」、「運用法」は修練科目で共通課題、下段に青色で「人間性」、「運」、「苦手をなくす」は、人格形成への道を記載しています。
道院長としての私の目標は、人づくりの手段として「小学生から指導者を育てるために今年は基本指導、鎮魂行主座、打棒が出来るようになるように実践する」事を目指しています。