第42回少林寺拳法長崎県大会

 

令和4年6月26日(日)第42回少林寺拳法長崎県大会サブタイトル「創進~あきらめない~」が諫早市小野体育館において出場拳士235名、関係者総勢500名が3年ぶりに一堂に会し組演武、単独演武、運用法が実施された。

  コロナ禍での感染対策を行いながら無観客とし、保護者は1名のみの参加とし、入場口では20名ずつ入館し、体温測定、1週間前から健康チェックシートに体温や諸症状の有無を記載し、3項目に同意して署名の用紙を所属ごとに一括して提出した。

運用法に出場する拳士は大会前の既往歴や大会当日のメディカルチェックを記載して出場コートごとに提出するという、感染をしない、させない対策を徹底して大会に臨んだ。

 予定より早く8時半過ぎには入館でき、審判員会議をサブアリーナで行い。審判ルールの確認が行われ、出場拳士は6コートに分かれて待機する。飯塚審判長より大会説明があり

  • 競技中のマスクを外し、気合も出して終わったらマスクをすること。
  • 競技種目によってベルが30秒前に1回、制限時間に2回鳴ること、審査は5名の審判員が行い、上下の点数がカットされて3名の審査員の合計点数及び減点が差し引かれた総合計点数を表示するので確認してください。
  • 拳士のみなさんは演武を行っている時には私語をせず、演武が終わったら拍手をして称えてあげて下さい。

この大会を通じて拳士の皆様の今後の修練の向上につながりますよう期待しています。と挨拶された。今大会から初めて審査にタブレット端末を使用し、0,5単位の点数を導入したもののトラブルもなく、今まで行っていた紙による採点表記入をして、回収し、パソコンに入力するという手間が減った分、進行時間が大幅に早くなった。

                 

12時から開会式が行われ、主座坂口勝浩大村西道院拳友会、打棒木村潔、西島教治長崎西道院拳友会。模範演武は栗林伴式諫早東道院拳友会―松林大和長崎矢上スポーツ少年団組が華麗な動きと気迫のある演武を披露した。

午後から本選と運用法が行われ、アトラクションではDVD「開祖の志」が放映された。島原小教区の拳友会からは10名、7組が出場。

島原城南道院拳友会から8名5組が出場しました。

[組演武]

親子の部                内田久美―内田健斗組

女子護身の部          立光沙都美―立光弘組 優良賞

男子マスターズの部 御厨文子―酒井仙次組 最優秀賞  全国大会出場

[単独演武]

中学生級拳士の部  佐々木純 最優秀賞

一般男子有段の部  福島和哉 最優秀賞

[感想文]

《親子の部》 内田健斗8級

ぼくは初めての県大会だったから少しきんちょうしました。だけどぶじにさいごまでまちがえずにできて良かったです。ゆうしょうはできなかったけど、こんどはゆうしょうしたいです。他の人は気合がすごかったです。ぼくもすこしずつ気合を出せるようになりたいです。

《親子の部》内田久美見習

初めての県大会はとても緊張しましたが、何とか無事に親子の部に出場することができとても嬉しく思います。本番に向けて道場や家でたくさん練習を頑張ったことや、緊張や不安に負けずに挑戦できたことはとてもいい経験になりました。また、他の方々の演武もたくさん見ることができ勉強になりました。

《男子マスターズの部》酒井仙次五段 

今回、3年ぶりの県大会でしたので演武の感覚が戻るか心配でしたけど、自主練習を通じて安心出来ました。参加拳士みんなも各々が出来る範囲で懸命に努力したと思います。大会後、他道場の拳士も含め皆が笑顔でとても良い大会になったと思いました。

     

《男子マスターズの部》御厨文子五段 

3年ぶりの県大会。コートに立ち酒井さんと向かい合った瞬間、コートに立てる喜びを噛み締めました。県内の方々と久々にお会いできたり、県大会に向けて皆さんと一緒に取り組めたのが楽しかったです。飯塚先生、酒井さん、皆さん、ありがとうございました。

《女子護身の部》立光沙都美初段

私は、父と一緒に県大会に出場しました。初めての組演武で緊張の中、お互いに協力しながら先輩から指導を受けて練習をしました。大会当日は緊張が高まり父から「気合を出して頑張ろう」と励まされました。県大会で学んだ事は、真剣に取り組む事で多くの気付きを得ることが出来た事です。

 

 

 

 

 

 

《女子護身の部》立光弘三段

今回親子で組演武をしました。娘と出るとどうしても緊張します。娘の方は緊張していない様子で自信が漲っていました。練習していく中で大会に向かって組演武をする事で得ることが多く楽しめる県大会でした。

《単独演武》中学生級拳士の部 佐々木純 1級

今年は久しぶりの県大会でとても緊張しました。当日も気合がだせるか不安でした。飯塚先生に頑張ったね。と賞状をもらった時は嬉しかったです。いつも一緒に練習している皆さん、先生方ありがとうございました。

《単独演武》一般男子油断の部 福島和哉三段

単独演武で出場し、課題は残りましたが、最優秀をいただけて嬉しかったです。また、道場の仲間と一緒に出場して、笑って、この時間を共有できたことが特に嬉しかったです。道場の先生方、大会運営スタッフの方々、道場の皆さん本当にありがとうございました。

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