令和4年10月30日(日)、大村市少林寺拳法協会主催で少林寺拳法大村市大会を開催し、大村三城道院拳友会として大村三城道院の拳士が多数参加しました。大村西道院拳友会、大村三城道院拳友会のほか、東彼杵スポーツ少年団からも参加があり、日頃の成果を保護者の皆さんの前で披露しました。
安永拳士と横山拳士の模範演武のあと、協会会長の坂口先生から挨拶をいただきました。少年拳士が主座となって鎮魂行、基本演練のあと、発表の部、競技の部として演武を披露しました。
発表の部は、大村西道院拳友会から少年団体演武、一般団体演武、大村三城道院拳友会から少年団体演武を披露しました。
競技の部では、所属ごとで日頃から練習している仲間と組んで演武発表を行いました。協議のあとは「保護者と一緒に少林寺拳法をやってみよう」というテーマで交流会を行いました。日頃、少林寺拳法をやったことのない保護者が、子供に習いながら、あるいは子供と一緒に考えながら少林寺拳法に触れあう時間を設けました。恥ずかしながらも親子でにこにこ取り組んでいました。
交流会の後は、黒崎先生による法話がありました。タイトルは「人生における攻防の間合いと機会」でした。少林寺拳法には攻防の間合いと機会という大事な修行のポイントがあるわけですが、人生にもいつどのように行動すれば、相手に理解されるのか、逆に失敗してしまうのか、生きていく中で人と接する中にもその距離感やタイミングというものがあるので、そこを学びながらうまく活用していくことが大切だという内容で、子供も保護者含めた大人も大変勉強になるお話でした。
10月ということで、いろんな行事が行われる中での大会開催でしたので、都合がつかない拳士もおり、開催時期について今後検討していく必要があるという反省をしました。
保護者の様子では、「うちの子、まだまだだな~」という方も多く見受けられましたが、あまり練習時間がない中での発表であったこと、少林寺拳法の技術は一朝一夕でうまくやれるほど簡単なものではないことから、長い目で心身の成長を見ていただきたいというところで説明させていただきました。うまくできなかった部分は、これからの「伸びしろ」ということで頑張っていきたいものです。