2022.10.9 全九州拳士交流会が行われました

10月9日、福岡県の宗像ユリックスホールにおいて、少林寺拳法九州連絡協議会主催で「少林寺拳法創始75周年記念全九州拳士交流会」が行われ、500名を超える九州各県の拳士、保護者、関係者が集まりました。長崎県連盟からも参加しました。

ここ2年余り、コロナ禍で思うような活動ができない中でしたが、なんとか交流を通して九州各県の仲間がこうやって明るく楽しく元気に頑張っているんだ、という行事をやりたいという思いで各県連の役員が若手幹部を巻き込んで構想を練り、1年余りの期間、準備を続けてきました。

九州連絡協議会会長である福岡県の藤田理事長の挨拶から始まりましたが、挨拶で「今回の交流会は九州各県の拳士が集い、世代や性別、地域を越えて交流を目的としたものであるため、技術練習や演武を通して交流するほか、練習をしながら時にはお話をしたり、スマホで記念写真を撮っていただいて大いに結構。一日楽しんでもらいたい」とあったとおり、参加拳士らは技術を通して楽しんでいる姿が見られ、うらやましくなる光景でした。

参加者は小学低学年から70歳代まで幅広いことから、あらかじめ提出された参加者リストから年齢を考慮してA、B、Cの3つのグループに大別し、さらに十数名ずつの班に分かれて技術修練を行いました。

午前中は指定された技を通して班ごとに修練、発表、意見交換を行いました。それぞれの班にはファシリテーター役の指導者が付いて進行していく形でした。技術のコツを確認したり、車座になって発表し、拍手する姿や意見交換をする姿がアリーナのあちらこちらで見られました。

午後からは班全員で団体演武の作成、練習、発表を行いました。Aグループでは人数合わせにファシリテーター役の先生が一緒に加わって演武する姿も見られました。Bグループでは大学生が高校生を指導しながら一緒に演武する姿や、女子大生の中に社会人女性拳士が入って、一生懸命スピードについていこうとする姿や若さ溢れる元気いっぱいの姿が見られました。Cグループではまだまだ動けるぞ、という声が聞こえてきそうな、普段は指導者である先生方から構成される団体演武を目にすることができました。どの班もはつらつと元気に楽しそうに取り組んでいました。

交流会の間、アリーナ後方ではガラスショーケースに陳列された各県から集まった、少林寺拳法の懐かしの物品が陳列され、お宝が披露されました。貴重な資料もたくさんあり、保護者もアリーナに降りてきてお宝を見学されたり、技術に取り組んでいる子供の姿を近くで撮影するなどしていました。

エンディングには九州8県から3品ずつご当地土産をプレゼントする抽選会が行われました。長崎県からは、カステラ、ちゃんぽん、お菓子、マファール(ヨリヨリ)のほか、西九州新幹線開通を祝って記念缶ビールやスプーン・フォーク、カットバンなどの物品を詰め合わせた各4,000円余りの詰め合わせを3袋準備させていただきました。佐賀県の若手がステージ上で元気に盛り上げながらの抽選会は大変楽しい時間でした。

2階観客席からの全体記念撮影のあと、全員で単独演武を行い、最後は沖縄県とっておきの「カチャーシー」をみんなで踊りながら楽しみました。一日を通して笑顔があふれる一日となりました。

今後も今回の行事を参考にまた魅力ある活動を行っていきたいと思います。そして長崎県も積極的にかかわっていきたいと思います。参加された皆様、ありがとうございました。

 

 




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