少林寺拳法第43回長崎県大会が6月25日諫早市小野体育館において開催された。
参加者約300人が組演武、単独演武、団体演武 運用法に各コートでは熱戦が繰り広げられた。午前8時に大会審判員役員、8時30分には拳士・保護者が入場。
8時15分からサブアリーナで審判会議開催、県大会種目の中で世界大会と共通する内容について確認のために実演を交えての説明をした。
9時コート出場拳士集合 飯塚審判長から競技説明(ホームページに同タイトルで掲載) この後、各コート一斉に競技が開催された。
11時50分 全拳士整列・開会式リハーサルを行う。12時開会式 来賓入場はコートの中央から正面へ向かって先頭に高橋実行委員長を先頭に 大久保諫早市長 湊県会議員 渡辺諫早市少林寺拳法協会長 湊県連会長 才津県連理事長の順に入場した。
開会宣言 を多良実行委員が行い、続いて国歌斉唱 鎮魂行を主座 大村西道院安永拳士 打棒五島スポ少松本拳士、早岐道院拳友会浦谷拳士が行った。
模範演武披露は諫早東道院拳友会栗林拳士―長崎矢上スポ少松林拳士が華麗な動きと突蹴を受けては投げ固め、連続技を極めた見事な模範演武を披露した。
湊浩二郎大会会長祝辞では「拳士の皆さんには、今後とも「人、人、人、すべては人の質にある」との開祖の理念を継承し て、日々の修練に励んでいただきたいと思っております。 終わりになりますが、本大会に参加される拳士の皆さんのご活躍を祈念するとともに、本大会開催に あたり、ご協力、ご尽力頂いた全ての関係者の方々に感謝の意を表します。」と述べられた。
湊長崎県連盟会長 大久保諫早市長
来賓祝辞は大久保諫早市長からは開催市長としてのお礼を述べられ、「今後の少林寺拳法の発展を祈念します」と笑顔で挨拶をされた。
才津理事長挨拶 、来賓の紹介、主催者紹介、祝電披露に続き拳士宣誓は多良見道院拳友会の高橋侑叶拳士と川原夕和拳士が力強く大きな声で行った。
午後1時前から本選出場者がコートに整列して午後の部が開始された。 主に単独演武、組演武、それに運用法種目が6コートで行われた。 競技終了後、全員が整列して飯塚審判長の大会講評が行われた(同タイトル名でブログ掲載)
続いて表彰式があり最優秀賞者から順に並び中学生までの入賞者には賞状とメダルが授与された。
島原城南道院拳友会からの出場者
《組演武》
- 男子マスターズA 酒井仙次,御厨文子組 最終週賞 世界大会出場
- 女子護身技法有段 立光弘、立光沙都美組 最優秀賞
- ファミリ(親子) 内田健斗‐内田久美
《単独演武》
- 男子有段 福島和哉 最優秀賞 世界大会出場
- 女子有段 佐々木えり夏 優秀賞
- 女子級拳士 松本結菜 優秀賞
- 中学有段 佐々木純 最優秀賞
- 中学級拳士 松本和渉 優秀賞
長崎県大会 感想文
内田健斗
ぼくの目ひょうは、わざをする時に、気合を出すことでした。とてもきんちょうしたけど気合を出すことができました。とてもいれしかったし、自信もつきました。来年はもっと大きな気合が出せるようにがんばります。
内田久美
今回は去年に引き続き2回目の出場でした。前回は何もわからないままの出場でしたが、今回は会場の雰囲気や大会の流れがわかっている分、去年とは違う緊張感がありました。 あっという間に出番が終わりましたが、自分にできる精一杯のことはできたと思います。 健斗も去年は出せなかった気合を今年は出すことができたのでとてもよく頑張ったと思います。来年の県大会に向けて修練を頑張っていきたいと思います。
御厨文子
道場の出場者全員が自ら意欲的に課題を見つけてお互いに影響しあいながら頑張った、気持ちの盛り上がる大会でした。個人的には、今まで欠点指摘型だった自分が、ずっと笑顔でみんなを応援できたことが、今回の自分の大きな成長でした。 コーチングを受講していることの効果の1つでもあると思います。飯塚先生、相方の酒井さんへの感謝はもちろん、修練や大会をとおして皆さんと一緒に成長させていただいていることに感謝しています。全国大会に向けて精一杯楽しみながら頑張りたいと思います。
佐々木えり夏
個人的にはイメージ通りの演武ができましたが、自分が目標にしていた250点に達することが出来なかったのが悔しかったです。でも島原城南だけでも沢山の賞状が貰えて凄く嬉しかったです。
佐々木純
今回の大会の目標は、最優秀賞をとることでした。修練をたくさん頑張り、当日はとても緊張しましたが、イメージ通りにやりきる事が出来ました。最優秀を取ることが出来て、とても嬉しかったです。
酒井仙次
今年の県大会は入場制限なしでの開催となり日常が帰って来たと感じました。今大会に向け、毎週金曜日に自主練習を重ね、より良い演武になるよう練習に取り組みました。日々成長していく中高生拳士には感動すら覚え、一緒に大会練習が出来た事嬉しく思います。私たちの大会当日の演武はまだまだでしたが、道場から参加した皆さんが良い結果となり自信に繋がったと感じました。今年は世界大会の年です。大会で納得出来るような演武が出来るように頑張ります。
松本結菜
本文:合掌 私は、県大会の申込みをしたときに、「やるからには一生懸命練習して良い結果を残そう」と決めました。なので、今まで以上に道場ではもちろん、家でも練習を始めました。ある程度、形を覚えてきた時に自分の動画を撮って見てみると自分には迫力やキレがないと気付き、そこに気を付けて練習をしましたが、本番までに完成させることはできなかったです。原因は、日々の練習の時に私は技の土台となる基本に重きを置いていなかったからだと思います。しかし、先生や先輩方の指導のおかげで県大会では準優勝することが出来ました。
親身になって指導していただきありがとうございました。私にとって初めての県大会は、道場のみんなと一つの目標に向かっていくなど練習から本番まで良い経験になりました
福島和哉
道場の皆さんと県大会へ向けて一緒に取り組み、笑って終われたことが特に嬉しかったです。来年も同じように皆さんと笑顔で出場できればいいなと感じました。また、コートに立つ緊張感には慣れませんが、他道院の方から刺激をもらい、まだまだ続けていきたいなと思えた大会でした。道場の先生方、拳士の皆さん、大会スタッフの皆さん本当にありがとうございました。
立光沙都美
長崎県大会では、親子で女子護身の部に出場しました。普段の修練と自主練習を頑張ってきましたが、本番になると緊張してしまい技が上手に出来ずにいましたが、最後まで諦めずにできたのがよかったと思います。
立光弘
県大会では、娘と一緒に修練をして県大会一緒に出場出来て私なりに一生懸命頑張りましたが、娘からは「もう少し頑張りなさい」とはげましてもらいとても楽しい大会でした。
松本和渉
私は中総体と試験などが重なり、練習にはあまりいけませんでしたが、その分一回一回の練習を大切にし、練習に励みました。時間がある時には、家で練習をして、分からなかったところは、先生に聞いたりしました。家で練習する時には、顔を上げて視線を自分の目の高さにまで上げることを意識しました。 道場では視線の他にも、足の動きや足幅、そして家で大声を出すことが出来ない気合を、頑張って出しました。時には、大人の人たちからアドバイスをもらい、前の練習の時よりも上達していきました。そして、県大会本番では、予選は順調に通過することが出来ました。 その後、佐々木純君の結果を聞くと決勝戦で1位になったと知り、私も負けられないと思い決勝戦に挑みました。結果は2位でした。念願の1位には及ばず2位になりましたが、結果は悪くなかったのでうれしかったです。次の県大会では1位になれるようにがんばります。