審判長挨拶
おはようございます。今大会の審判長を務めます飯塚と申します。
今、拳士の皆さんは着座の合図で座りましたが、基本諸法通りに正しい姿勢で着座をされた拳士もいます。姿勢が傾いたり手が体から離れたりした人は修練で習っていても身に付いていない人は実践をして下さい。
大会も行を修めるための修練の場なのです。
日頃の修練での教えを日常生活の中で身に付けなければ「人づくりの行」にはなりません。
少林寺拳法の教えから離れて、勝敗や技の優劣のみを競うための大会であってはならないのです。
はい! 安座してください。
本日の大会は 2023年度少林寺拳法競技細則並びに長崎県大会要項に基づき実施します。
1,演武は審判員5名が技術度60点、表現度40点 合計100点で採点します。高い点数と低い点数を除き3名の総合点を表示します。
演武時間が規定時間より不足したりオーバした場合や、演武の構成数が6構成に足りなかったり7構成の場合などを含めて減点項目に当てはまる場合には総合点数からの減点になります。
自分の演武が終わってから少し遅れて表示されますから確認してください。
2,競技者が、事故のため演武を継続することが不可能、または危険とみなされる場合、安全 確認・安全確保を行い、演武を中止、競技危険とします。
3,運用法競技について著しくマナーの不良な拳士や冷静さを欠いた拳士は協議中であっても審判の判断で競技への参加を止めさせる。 (禁止技を2度行った場合には中止させる)
競技中に体調が悪くなったりした場合には速やかに近くにいる人に連絡をして正面に救急対応の担当者がいますので連絡下さい。
室内競技では熱中症が多発しますので水分補給もしっかり取ってください。
本日は、県内の所属拳士が一堂に集い、出場して技を競い合う中でお互いを理解しあい、他の拳士の演武が始まるとしっかり見て、学んでください。
他の競技者が演武を行っている時には、安座の指示の場合には腰骨をシャンと、肩や胸に力を入れないで、顎を引きましょう。 素晴らしい姿勢になります。
元気な体の元です。頭が澄んできます。
そして終わると敬意を持って拍手をしましょう。
この大会を通じて拳士の皆さんの今後の修練の向上につながることを期待しています。
終わります。