県民体育大会(五島市)&高校生選抜大会長崎県予選

11月12日(日)を五島市福江武道館において初の県民体育大会&高校生選抜大会長崎県予選を開催しました。

 

参加者は前日から高速船等を利用して県内各市町村から参集。

 大会開催にあたり、出場者へ「演武を全て撮影して審判員点数も含め今後の審判研修や、技術指導向上のために使用させていただきます。それ以外の使用には一切使用いたしません」と約束して大会を開催した。演武が全て終了してから全員集合していただき今回の大会で気づいた点を今後の技術向上のために指導しました。

 『単独演武』では、①中段の位置が高い。②運歩の歩幅が広すぎる。③相手を想定した動きがない。(例えば逆小手裏固で手の位置が床に近過ぎるなど)④天地拳第一系~第六系では法系から外れている(例えば天地拳第三系では振突、中段、廻蹴が中段の位置が10度や、45度、蹴りが回蹴りが直蹴等)

相手と正中線が向かずに肩も腰も開いて構えている

『組演武』では①相対で正中線に向き合っていない。②理にかなった動きがなく自分から飛んだり受け身を取っている。③技の作りと変化(基準線を作らず掛けている)④動きの中で間合いを意識してない。

『団体演武』では、①1構成の単演の後、全転換して相対になる時、相手の反応がない。(構えてまま、下受なし、運歩なし等)②八方目で団体演武を行っている感覚が乏しい。横の位置や目配りが相手だけに向いている。③技を合わせる意識が強いため手先だけで技を掛けているなど。

『高校生選抜大会』では、インターハイ予選で審査した時よりも浦先生方が武専開催時に中学生&高校生練習会を積み重ねられた成果が出ていると感じました。そのため最後に「長崎県連盟では武専に参加して道院、支部内だけでなく、県内拳士が多く集う場所に参加して交流を深め切磋琢磨してください」と締めくくりました。県民体育大会総合優勝は五島市でした。

 

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